スマートな男 ページ35
MS｢さて…どうしようか。タクシーで帰らせようかな。｣
そう言ってタクシーを捕まえてベクを乗せ、住所を言わせている。
MS｢Aは？｣
｢私は電車で MS｢今何時だと思ってるの、終電なんてもうとっくに行っちゃってるよ。｣
｢あ…じゃあ私もタクシーで帰ります。ついでにベクも送って帰りますよ！｣
MS｢それはそれで心配だよ笑 俺がベク送って帰るよ｣
BH｢Aがい〜｣
MS｢おまえ…睨｣
｢ま、まあまあ笑 それにベクの家から私の家まで結構近いみたいですし…｣
MS｢女の子と酔っぱらいをこの時間に一緒に乗せるべきじゃないでしょ笑 いいよ、俺も一緒に行く。｣
｢え、でも明日まだ会社あるんじゃ？｣
MS｢それはAもベッキョンもでしょ？まあもうこの時間だしベッキョン家に泊まってもいいかなって｣
｢あ、そうですよね！そういえば高校の時からの仲なんでした。｣
MS｢そうそう。こいつの家に泊まるとか結構あるし｣
｢じゃあ、ベクの事お願いします。｣
MS｢はい、お願いされました。ちょっと待っててね｣
にっこり笑ってもう1台タクシーをとめてくれている。
MS｢じゃあ気をつけて。｣
｢あ、あのミンソクさん。ありがとうございました。また…行きたいです！！｣
MS｢ん。おやすみ｣
微笑んで頭をなでられる。
それからタクシーに乗って家についた。
｢おいくらですか？｣
運転手｢お代はさっきの方から頂いてますよ？｣
｢えっ！？｣
運転手｢お気を付けて。｣
タクシーをとめて女が知らない間にタクシー代まで払ってるとかどこまでスマートなの…
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作者名：ゆきんこ | 作成日時：2016年8月6日 10時
