間接キス ページ33
BH side
もうなんでこう俺の周りってデキる男ばっかなの！？
なんなの！？
そんなに俺とAの邪魔したいの！？
仕事が終わって居酒屋に来ている。
MS｢それでその時ベクがねwww｣
｢えー笑なにそれひどすぎますねwww｣
今日初めてあったとは思えないほどの馴染みっぷり。
さすがデキる男は近づくのも早いっ！
ヒョンはさっきからAと高校、大学の時の話をしている。
MS｢あ、Aのグラスもう空いてるじゃん。なんか頼む？｣
もうちゃっかり呼び捨て。
｢あ、じゃあ私ミンソクさんが飲んでるやつ飲みたいです！！｣
MS｢これ？｣
｢はいっ！それにします！｣
MS｢ちょっと飲んでみる？今から頼むんだったら別のバー行かない？｣
間接キス！？
｢え、いいんですか？｣
だめ！
MS｢全然いいよ〜、はい。｣
BH｢ヤーー！ちょっとA！！｣
｢な、なに？｣
BH｢ダメだよ飲んじゃ！！｣
｢どうして？｣
BH｢どうしてって…あ、ほら！ミンソギヒョンはお酒強いけどA弱いじゃん？これアルコール度数高いってほらメニューのとこに書いてる！｣
MS｢そんな一口でベロベロになったりしないよ笑｣
BH｢いいから！ほらこれ飲んで！酔い覚まして！｣
目の前にあった水のコップを差し出す。
MS｢あ、それ｣
｢ありがとー｣
Aがコクコクとその水を飲んだ。
ふぅー
間接キスを止めるのにも一苦労だ〜
MS｢それ俺の水…｣
…
BH｢えええええええええええええ！！！｣
｢えっ！ごめんなさい！もう飲んじゃいました…｣
MS｢いや、俺は全然いいんだけど…｣
いままでのやり取りは何だったの…
BH｢間接キス…｣
｢ちょっとベクぼそっと間接キスって言わないでよ！恥ずかしくなってくるからっ｣
MS｢間接キス必死で止めるとか小学生かwww｣
もういいもんねー
ベクちゃん知ーらないっ
ぐっすん。。。
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作者名：ゆきんこ | 作成日時：2016年8月6日 10時
