誰？ ページ31
｢おはようございます！！スホ先輩｣
SH｢あ、おはよう。Aちゃん｣
スホ先輩といつものごとくエレベーターで一緒になった
SH｢暑いね〜もうすぐ夏だね｣
｢ですね〜｣
SH｢そういえば昨日、一昨日どうしたの？来てなかったみたいだけど…｣
｢チャニョル課長が言い忘れてた出張に行ってたんです笑 朝の6時とかに電話が来てびっくりしました｣
SH｢そうなんだw 大変だったね笑｣
｢はい笑｣
会話が終わって少しの間沈黙が続く。
それを破ったのはスホ先輩だった。
SH｢あ、あの…Aちゃんは海行ったりするの？アウトドアな方？｣
｢え、あ。そんなに外出するわけじゃないですけど誘われたら行くって感じです笑 海も毎年は行かないですけど去年は行きました！｣
SH｢へぇ…彼氏と？｣
｢あ…えっと…はい、まあ…あはは｣
SH｢そうなんだ…じゃあさ、あの、今度…｣
｢え？｣
SH｢あ、い、いやなんでもないっ｣
｢？｣
何か言おうとしてたけど…
｢顔赤いですよ？熱でもあるんじゃないですか？｣
SH｢へっ！？あ、だ、だ大丈夫｣
｢そうですか…？｣
チーン
降りると横から男の人話しかけきた。
???｢あのっ｣
｢？はい、私…ですか？｣
???｢キム Aさんですよね？｣
｢あ、はい。…そうですけど…？あ、スホ先輩、先行ってください。なんかお話があるみたいで…｣
SH｢あ…うん。わかった。｣
話しかけてきた男の人は私よりも若そうに見える。
うーん…誰？
なんで私の名前知ってるのかな？
どこか出会ったことあるのかな？
え！だったら私すごく失礼なことしてるんじゃ…？
｢あ、あの、どこかお会いしましたか？｣
???｢あっすみません、俺、キム ミンソクっていいます！｣
｢は、はあ…｣
大きな目をキラキラさせてこちらを見るキムミンソクと名乗った男の人。
MS｢あの、今日って帰り空いてますか？｣
｢あ、はい。何も予定はないですけど｣
MS｢よかったよかったーー！｣
小さくガッツポーズをするミンソクさん。
かわいい…
MS｢あの！ご飯食べに行きませんか！？｣
｢え？｣
今初めて話したんだけど…
｢えっと…｣
MS｢ダメ…ですか？｣
明らかにシュンとするミンソクさんにちょっと笑ってしまった。
｢ダメっていうか笑 だって今初めて話したのにそれがいきなりご飯のお誘いだったからびっくりして笑｣
MS｢えっあっあああっ！そうですよね…いきなりすみません…｣
今度は恥ずかしそうにうつむいてる。
面白い人だな笑
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作者名：ゆきんこ | 作成日時：2016年8月6日 10時
