Don't Cry (ページ28)

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独り言ページ28

BH side

泣き疲れて腕の中で眠る彼女をリビングにあったソファーまで運んだ。

起こさないようにおろして横にあったカーディガンをかける。

隣にそっと座り肩に頭をもたれかけさせてなでる。

あのジョンイナという男と何があったのかは知らない。

けどあいつはAを悲しませた。

それが許せない。

｢ベ…ク……｣

BH｢…ん｣

もぞもぞとAがうごいて抱きついてくる。

また規則正しい寝息がきこえてきた。

頬に涙の跡がある。

寝てる時まで泣いてるの…？

泣かないでよ…ね？

ベクちゃんがずっとそばにいてあげる。

だから…

BH｢頼って。ひとりで抱え込んだりせずに俺を頼ってよ…A…｣

俺は君の彼氏じゃない。

どこまで踏み込んでいいかもわからない。

君は正直迷惑だって思ってるかもしれない。

でもっ…それでも俺は…

迷惑だと思われてもそばにいたい。

君を、Aを愛してるから。