嫌なタイミング ページ2
???｢おはようAちゃん｣
｢あ、おはようございますっスホ先輩！｣
エレベーターに乗り込むとスホ先輩がドアを開けてくれていた。
｢あの、ありがとうございます。｣
SH｢いえいえ^ ^｣
よりによってなんで今日スホ先輩と一緒なエレベーターなのぉ…
うぁぁあ、先輩そんなニコニコしながらこっち見ないで…
今日は顔がやばいんです…
チーン
エレベーターのドアが開くとまた開けていてくれる。
｢あっ先輩、先降りてください｣
SH｢いいよ、降りて降りて｣
｢ありがとうございます…｣
顔を見られないよううつむき気味に降りる。
SH｢あ、ねぇAちゃんは今日の飲み会行くの？｣
えっ！？あ…忘れてた…そういえば今日会社の飲み会って言われてたんだった…
｢行くつもりだったんですけど…｣
SH｢行かないの？｣
｢今日はやめておきます｣
SH｢そっか^ ^ ちゃんとよく寝るんだよ？｣
｢はい笑 ありがとうございます。｣
SH｢今日も頑張ってね｣
｢頑張ります！｣
クマがひどいのバレちゃってる…
スホ先輩は若いのに仕事も出来てかっこよくて社内ですごく人気がある。
隣の課の女の人からも告白されたりするらしい。
すごいなぁ…きっと綺麗な彼女がいるんだろうな…
だめだこんな事考えてたらまた落ち込んじゃう
???｢どうしたの、その顔｣
｢ベク…｣
BH｢なんかあった？｣
｢ううん、何でもないよ｣
BH｢…ねえ、今日飲みに行かない？いいお店見つけたんだよね〜｣
ベクはいつでもそう。私が落ち込んでる時、飲みに誘ってくれる。
｢うん…あ、でもベク、会社の飲み会は？｣
BH｢Aのが大事でしょ｣
そんな事言われたら泣いちゃうよ…
｢ありがと…｣
BH｢だからほら！元気だして！｣
｢うん！｣
ベクと飲みに行くをしたからか少し気が楽になった。
今は誰かと一緒にいたい。
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作者名：ゆきんこ | 作成日時：2016年8月6日 10時
