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渡辺side
仕事から帰ってきて辰くんたちを寝かしつけたところで、流星から話したいことがあるとのことで集まった。
藤 「仕事始めでみんな忙しいと思うんやけど、もう
ちょっとともくんたちと触れ合ってあげて欲しいんや。」
中間 「あまり自分の意見を話さない流星がそう言うって
ことは何かあったんやろ。」
藤 「俺、今日仕事あったんやけど、ロビーでともくん
たちを見ながらやってたんや。そしたら慧ちゃんが叩かれる
から静かにしようって……。」
阿 「それ聞いて俺たちお利口さんだからって、忙しさを
理由にスキンシップちゃんととってなかったんじゃないかな
って。」
八 「実際、俺たち早く仕事終わらせて遊んであげたら
すっごい喜んでた。」
流星たちの話を聞いてここ最近の俺を振り返ってみると親なのにちゃんと相手してなかったかも…。
桐 「確かにそこはみんな反省やな。しかし、甘え下手
すぎるな。」
有 「だからこそ、俺たちが積極的に行かないと遠慮
しちゃうね。俺らには遠慮いらないこと分かってもらわな
きゃ。」
山 「まずは君付けちゃん付けやめてみる？」
小 「確かに呼び捨ての方が距離近い気はするな。」
渡 「俺たち親だもんな。俺たちがもっと積極的になる
べきだよな。」
八 「あとさ、忙しいのと寒いのと両方で、ずっと家に
いるからさ、どこか身体を動かせるところで発散させて
あげなきゃ。」
知 「ダンス教室にも連れて行けてないもんね。」
濱 「ダンス教室の子どもたちの大会近いからなぁ。」
岩 「それがなければ連れて行ってるんだけどな。」
大会近くだと集中したいもんな。
阿 「まだ、公園だと怖がっちゃうから室内遊び場なんか
どうかな？」
桐 「いいと思うよ。まだ危険が分からんから近くには
いてあげてな。」
有 「明日、俺休みだしさっそく連れて行こうかな。
誰か休みいない？」
佐 「おれっち休み！保育士の大ちゃんいるなら、
いろいろ教えてほしいでやんす！」
有 「俺の知ってることなら教えるけど、結局はその子
に合った方法探すしかないよ。」
桐 「そうそう。性格違うから、慧にはよくてもともは
ダメとかざらにあるからな。」
照史や大ちゃんの言ってることは分かるけど、それでも俺たちは経験不足だから教えてほしいんだよな。とりあえず明日、室内遊び場に連れて行くことと呼び捨てにしてみることが決まった。
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作者名：いのふかゆとめめ | 作成日時：2024年1月31日 11時
