淋しい ページ6
藤井side
初詣が終わった後は家でゆっくり過ごしたんやけど、仕事が始まるとそれぞれみんな、忙しくて3人に構ってやれへん。
神 「りゅーせー。あーしょーぼ？」
藤 「かんにんな。今から仕事やねん。」
神 「しょっかー。…がんばって。」
ともくん、寂しそうな顔で頑張ってって言ってくれるから心が痛むわー。在宅勤務のひかも亮平も忙しそうでなかなか構ってやれないんよね。
神 「りゅーせー。きょう、おちごと。」
伊 「ひかも。」
深 「りょーちゃも。たちゅ、しゃびしー(´｡･д人)ｼｸｼｸ…」
神 「ともも…。(＞_＜｡)ｼｸｼｸ…。」
伊 「しゃ、びしーね、でも、たいたい、しゃれちゃう。
しーよ。」
深・神 「あい。」
ロビーで仕事してたら、ともくんたちの声が聞こえて聞き耳をたてた。えっ、前は叩かれてたの？これは話し合い事案やな。まずは家におるひかと亮平に話す。
八 「えっ。そんなこと言ってたの…。」
阿 「俺たち、お利口さんと思ってたけど、淋しい思い
させてたんだね。」
藤 「やね。早く仕事終わらせて遊んでやらなあかんな。」
八 「だね。俺、あと少しだから頑張るわ。」
阿 「俺も。ていうか、3人の話だと何か感情表現したら
叩かれてたってことだよね。」
藤 「やから嬉しい、楽しいこと以外はあんまり感情
出さへんのやな。」
八 「…まだまだだね、俺たち。」
阿 「今は反省は後にして、今ある仕事早く終わらせて
遊んであげようよ！」
藤 「そうやな。」
それからは鬼のような速さで終わらすことに専念したわ。
藤 「仕事終わったで。ともくん、辰くん、慧ちゃん。
お待たせ、遊ぼうや。」
神 「おちごと、ないない？」
深 「あしょべるの？」
藤 「おぉ。遊べるで。何する？」
伊 「りゅせ、…おちゅ、かれ。」
藤 「疲れてないで。ともくんたちと遊ぶと疲れも飛んで
いくから遊んでぇな。」
伊・深・神 「✿ﾟ❀.(*´▽`*)❀.ﾟ✿、やっちゃー。」
こんなに嬉しそうな顔、久しぶりかも。疲れた顔見せてたってことにダメ出しやわ。
阿 「あっ！何してるの？りょーちゃんも遊んでいい？」
八 「ひかも一緒に遊びたいなぁ。いい？」
深 「いいよー。けいちゃ、ちょも、うれちーねー。」
伊 「(*ˊ˘ˋ*)｡♪:*°」
神 「ねー(≧∇≦)。」
やっぱり嬉しいよな。俺たちには遠慮はいらんからな。
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作者名：いのふかゆとめめ | 作成日時：2024年1月31日 11時
