赤ちゃん育てます！３ (ページ43)

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高木side

すべり台でしばらく遊んでたら、次の遊具にも興味を持ったみたい。クルクル回る円形のやつ(名前分からん)。とりあえず中に3人入らせてゆっくり回してみる。

神「くるくるちてる。」

深「これもおもちろーい。」

伊「ふぇ。Σ⊂(・∀・)ｶﾞｼｯ」

ともとたつはそれほど怖がってないけど、慧は怖いのかな。遊具にガシッとしがみついてる。だから1回止めて話を聞く。

高「慧。大丈夫？」

伊「けい、これ、いい。どうぶつしゃん。」

深「けいちゃ、おもちろくない？」

神「これ、おもちろいよ。」

伊「けい、やんない。」

ラ「慧、慣れるまでは怖さが勝っちゃうんだろうね。」

小「まあ、これに関しては耳が関係してそうやけどな。」

確かに回るのは耳が関係しそうだしな。他の遊具で遊ぼうと思って移動していると俺らがいた施設の小さい子たちが遊びにきたみたい。園長先生も俺らのこと気づいて近づいてきた。

園長「あら、雄也くん、望くん、ラウールくんじゃ

ない。どうしてここにいるの？」

伊「Σ(・Д・ノ)ノﾋﾞｸｯ。ゆーやん、あっこ！」

深「らう。|x･`)ﾁﾗｯ。」

神「のんちゃ！とももあっこ！(ﾉ o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅)ﾉ」

前回のことがあるからか3人とも怖がってる。園長先生は近くまで来てあの時の子って気づいたみたい。

園長「あら、あの時の子？少しふっくらしてかわいい

わね。男の子だったわよね。」

小「そうです。男の子です。みんな、お名前言える？」

のんちゃんが言うと、怖がって顔を背けながらも自分の名前を言ってくれた。

伊「やまじゃ、けい。」

深「わたーべ、たちゅや。」

神「こちゃき、ちょもひろ。」

園長「けいくんにたつやくんにともひろくんね。

ちゃんと名前言えて偉いわね。ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」

ラ「この子たち、本当にお利口さんなんです！」

園長「そうみたいね。あなたたちがちゃんと向き合って

ることが分かって安心したわ。何か困ったことあったら

連絡してね。」

そう言って施設の子たちのところへ戻っていった。警戒しないように撫でるとことかやっぱりプロは違うわ。慧たちもなんだか嬉しそう。

深「…なでなでちてくれた。」

伊「…たいたい、ない。」

神「やさちかった。」

今まで触れる＝叩かれるだったんだろうから少しでもいい記憶になればいいな。