ひな祭り ページ35
向井side
たつたちのインフルエンザは悪くなることなく無事に完治。数日たった今日はリモートで打ち合わせやったから家にいたんやけど、ひと通り終わって亮平たちと入れ替えでロビーに来たら元気になったたつたちから催促が。
深 「こじー、ひま！おでけけしよ？」
神 「おたいもの、するー！」
伊 「おしゃんぽ！」
まあ、もうすぐお昼やし散歩がてら買い物でも行くか。
向 「ええけど康二1人は無理やから誰か一緒に行って
くれる人探そうな。」
今日は家にいるの在宅組だけやったな。たつたちが声かけたら
"行く！“って言うんやろな(^^)。
伊 「ひかー。おしゃんぽ。」
八 「うん？慧はお散歩行きたいの？」
伊 「あい。」
深 「おでけけしよー。」
八 「仕事、ひと段落したしいいよ。」
深 「やったー！」
伊 「んふ(*´艸｀)。うれちー。」
神 「…りゅーせーも！」
八 「流星と一緒に行きたいの？とも、聞いてごらん。」
神 「こーじ！りゅーせー。」
深 「…りょーへーもいる？」
向 「流星のとこ行こうな。たつ、亮平もいるから誘って
ごらん。」
その後は俺の読み通り、亮平も流星もＯＫやったから、みんなでスーパーまでお散歩。歩くのホンマに上手になったなぁ。
向 「スーパーに着いたな。お昼どうしようか。」
八 「夜も決めてないしな。」
伊 「ﾂﾝﾂﾝ。あれ、なーに？」
八 「ん？あれはひな祭りのコーナーだな。」
深 「ひなまちゅり？」
阿 「そう、男の子がお内裏様、女の子がお雛様って
言うんだよ。」
神 「へぇー。」
亮平の言葉を受けて真剣に見とる3人。いろんなことに興味持ってええことや。
藤 「男所帯だからひな祭りは縁がないよな。」
向 「じゃあ、夜はひな祭りのメニューにしよか？」
阿 「いいじゃん。ついでにおやつはひなあられにする？」
八 「夜とおやつは決定だな。昼は……。」
神 「おむらいちゅ！」
向 「オムライスか。ええなぁ。それにするか。」
今日1日の献立が決まったところでどんどんと食材を入れていく。おやつはひなあられの袋に書いてあった絵で亮平がどっちがお内裏様、お雛様か教えとる。
神 「おだーりしゃま。」
深 「おひなしゃま。」
伊 「かわいーねー。」
帰りはひな祭りの歌を教えながら帰ったわ。お歌も上手やったよ！
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作者名：いのふかゆとめめ | 作成日時：2024年1月31日 11時
