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山田side
インフルエンザ陽性の連絡を受けて、上司にリモートもしくは休みにしてもらえるように翔太とのんちゃんで申請しに行く。
上司 「こんな大事なプロジェクトの時に休みなんて
出せるか！」
山 「それは分かっているつもりです。でも子どもが
インフルエンザなんですよ。ここの部署に蔓延してもいいん
ですか？それこそ問題になりません？」
上司 「うっ。分かった。いつでも連絡できるように
しておけよ。」
山 「分かりました。それでは失礼します。」
渡・小 「失礼します。」
憎たらしい上司を説き伏せたからちょっとスッキリしながら会社を後にし、家に帰った。
小 「ただいま。ともたちの様子は？」
岩 「やっと寝れたよ。でも3人とも40℃近くて辛そう。」
渡 「大人でも辛いもんなぁ。頑張ってるな。ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」
知 「それより帰ってくるの早くない？どうしたの？」
山 「休みをもぎ取ってきた。俺たち親だもん。」
濱 「プロジェクト大丈夫なん？」
小 「優秀な部下おるから大丈夫やで。上司は使えへん
けど(苦笑)。」
そんな話をしてるとどんどん帰ってくる。みんな俺たちと同じことしてる？照史と大ちゃん以外が家にそろったよ(苦笑)。
中間 「ともたちもやけど裕翔と蓮は大丈夫か？」
岩 「少しずつ熱あがってきてるね。小上がりに５人
寝せてる。みんなうつらないように対策してね。」
薮 「まあ、交代で５人を見ていこうぜ。」
そっと小上がりを見ると苦しそうだけど寝れてるから、今のうちにお粥とか作っておこう。
深 「ふぇーーん。」
目 「んー。たつ。どうしたの？」
深 「からだ、いちゃーい。」
岩 「熱による関節痛か。痛いな。ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」
深 「もっとー。」
岩 「ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ。蓮。具合が悪いのにありがとうな。あと
やるからちょっと寝ときな。」
目 「すみません。お願いします。」
神 「ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ。」
濱 「咳辛いな。シールさん胸に貼ろうな。」
みんなが甲斐甲斐しくお世話してる中、慧の声が聞こえない。
伊 「んー。ﾋﾟｸｯﾋﾟｸｯ。ガタガタ。」
岩 「えっ？！慧、慧。」
伊 「ガタガタ。……ﾋﾟｸｯﾋﾟｸｯ。」
知 「照史たちが心配してた、熱性痙攣だ。誰か時間
計って！！」
熱性痙攣にみんな立ちすくんでる。とりあえず俺、親だし動かなくちゃ。
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作者名：いのふかゆとめめ | 作成日時：2024年1月31日 11時
