話し合い ページ18
知念side
甘えてきてくれた慧をひとりじめして寝かしつけまでやったところで、さっきの話の続きをするみたい。
中間 「今のところ、ともたち落ち着いてるから話の続き
しようか。」
薮 「ひか、翔太、流星は体調大丈夫？」
八 「低気圧去ったら、良くなったよ。」
渡 「俺も。あと薬飲んで寝たから大丈夫。」
藤 「俺は2人より軽いから大丈夫やで。」
岩 「それでも体調、心配だから早めに終わりにしよう。」
ひーくんの提案にみんな賛成して早速話し始める。
中間 「まずは今日の体調不良の原因は低気圧なんよな。」
桐 「そうや。慧が耳鳴り、たつが頭痛、ともが咳。」
高 「で、病院で診てもらった。ともは喘息の可能性が
あるかもしれないって。」
宮 「2歳では判断しかねるみたい。だから、たつも
偏頭痛かもしれないって言ってた。」
桐 「だから、普段からちょっと気にかけてあげてな。」
高 「何かあったらすぐ連絡してくれて構わないって
言ってくれた。」
八 「良いお医者さんに恵まれたな。」
それは本当にそう思う。小さなことでも気にかけてくれるのって嬉しいよね。
岩 「あと話しておきたいことある？」
阿 「あっ、たつたちがさっき吐いちゃったときに
ずっと泣いててさ。もしかしたら叩かれたりほっとかれたり
したのかなって。」
佐 「とももしきりに"たいたいない？“って言ってたから
気になって。」
有 「確かに気になるね。虐待の他にネグレクトもやって
たら施設としてアウトでしょ。」
重 「ネグレクトなかったら、この子たちの障害も
軽かったかもしれんと思うと腹ただしいな。」
それはそうだよね。もしかしたら障害なく暮らせたかもしれないもん。
中島 「もしもを言っていても仕方ない。俺たちで
幸せにするんでしょ。暗くなっちゃだめだよ！！」
裕翔の言葉で我に返った僕たち。反省はするけど暗くならないがモットーだもんね。
桐 「あとはこれからインフルエンザや胃腸炎流行るから
手洗い、うがいして菌持ち込まんように気をつけてな。」
有 「この子たちが3人一緒に感染したらまずいしね。」
濱 「まずは俺らの予防を徹底しよな。」
全 「はーい！」
目 「みんなで頑張りましょう！」
蓮の一言でみんな頷き話し合いを終わりにした。ひかたちを早く休ませてあげなくちゃね。僕は引き続き慧たちの看病をしようと思います
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作者名：いのふかゆとめめ | 作成日時：2024年1月31日 11時
