節分 ページ12
濱田side
大ちゃんがボールプールに連れて行き、親たちが親子筋トレをし始めてから少しずつ動きが活発になってきたんや。今もともが背中に乗っとる。
濱 「とも、ごめんなー。電話かかってきたわ。下りて
もろてええ？」
神 「えぇー！」
小 「とも、おいで。」
神 「あーい。ﾄﾃﾄﾃ」
のんちゃんが声かけてくれたおかげですんなり下りてくれたわ。電話は嘘で今から鬼に変身せなあかんねん。今日は節分やからな。出かけるふりして鬼に変装するんやけどともたちはどんな反応するんやろ？
濱 「がおー！ここに子どもがいるって言うから来たん
だけどどごだー！！」
神 「Σ(っﾟДﾟ；)っﾋｯ。おにしゃん、こわいー。」
伊 「｡･ﾟ ꜀( ꜆＞ᯅ＜)꜆ﾟ･｡」
深 「(。ﾟωﾟ) ﾋﾞｸｯ!。おにしゃん。あっちいけ！」
みんな怖がって親たちの後ろに隠れとるわ。良い反応やけど怖がらせとるから心が痛むわ。
小 「とも、これで鬼は外するよ。」
神 「(ノ_＜)ｲﾔ〜。こわいー！」
山 「けいもやろうよ。」
伊 「(＞ω＜≡＞ω＜)ｲﾔｲﾔ。」
渡 「たつ、一緒に鬼は外で投げるよ。」
深 「(ﾉ`Д)ﾉ:･'∵:.。おにしゃん、あっちいけ！」
岩 「(笑)。たつ、鬼は外だよ。」
深 「おにはしょと！」
知 「慧、ちぃと涼介と一緒に投げるよ。」
伊 「(￣^￣゜)ｸﾞｽｯ。おに、しょと！(っ'֊')╮ﾎﾟｲ」
重 「ともも頑張れ。そしたら鬼が出て行くで。」
神 「おにはしょと！(っ＞ω＜)╮三。」
濱 「うわー。このお家はいい子しかいないから退散
やー。」
そう言って家から出たんやけどいなくなったら安心したのか大号泣の声が聞こえる。ホンマ、心痛むわ。でも知らんふりして戻らないとな。
濱 「あれ？どうしたん。泣いてるやん。」
神 「はまちゃ！おにしゃん( ; ᯅ ; ｀)。」
濱 「鬼さん来たのか？」
深 「きちゃ！たちゅ、えいってした！」
濱 「豆投げたんやな。」
伊 「あい。こわ、かった！」
泣きながら報告してくれる3人。よほどインパクトあったんやな。成功なんやろうけどなんかモヤモヤが残るわ(苦笑)。
濱 「鬼は外はしたんやな。福は内はした？」
神 「ちてない。」
濱 「しないとまた鬼さんくるかもしれよ。」
伊・深・神 「いやー(泣)。」
大人 「(苦笑)。」
それから宥めて福は内してやっとホッとしたともたちでした！
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作者名：いのふかゆとめめ | 作成日時：2024年1月31日 11時
