元旦 ページ49
阿部side
年が明けて眠ることになったんだけど、3人にずっと一緒って言われたからロビーにお布団を敷いてみんなで眠った。
？ 「ｶﾞｻｺﾞｿ、ｶﾞｻｺﾞｿ。」
ん？何か音がする。泥棒とかだったら嫌だなぁと思いつつも気になって目を開けると、慧ちゃんがおもちゃスペースで何かしてる。
阿 「慧ちゃん、何してるの？」
伊 「……ふふっ(^^)。」
あっ、補聴器してないから聞こえないよね。近づいてみると、絵本を見て笑ってる。起きたのはいいけどみんなが寝てるから静かにしてるの？2歳の子が気を使いすぎだよ。
阿 「�鏑邸７鼎舛磴鵝�」
伊 「ほぁ？…りょーちゃ、おあよ。」
阿 「おはよう(^^)。な、に、し、て、る、の？」
伊 「みんにゃ、ねんね。けい、おっき。しーしゅる。」
阿 「…やっぱり。慧ちゃん。み、み、つけよう。」
伊 「あい。りょーちゃ、あっこ。」
補聴器を付けようと話すと抱っこをねだった。あんまり俺に甘えることがないからうれしいな。
阿 「はい、慧ちゃん。静かにしてくれてありがとう。
でも起こしてくれてよかったんだよ。」
伊 「((-ω-｡)(｡-ω-))ﾌﾙﾌﾙ。」
阿 「そっか。寝かしておいてくれたんだね。ありがと
う。お礼にりょーちゃんが何かしてあげる！」
伊 「ほん、みちゃい。」
阿 「本好きなの？さっきも読んでたもんね。」
伊 「うん。にゃん、にゃん。わん、わん。がおー。」
阿 「動物さんの本？」
伊 「꒰՞ . ̫ .՞꒱" ｺｸﾝ…」
たぶん、慧ちゃんは目で情報をインプットしてるんだろう。辰くんたちに比べて本を読んでるイメージがあるもん。本物が載ってる図鑑とか見せたら喜ぶかな？
阿 「じゃあ、りょーちゃんの部屋から持ってくるから
待っててくれる？」
伊 「꒰՞ . ̫ .՞꒱" ｺｸﾝ…」
1人にするのも可哀想だからすぐに持ってくると辰くんとともくんも起きてきてた(笑)。慧ちゃんがしーってしてる(^^)。
阿 「慧ちゃんお待たせ。辰くんとともくん、起きてた
んだ。おはよう。」
深 「りょーちゃ！おあよ！」
神 「おあよ！」
2人は元気にご挨拶したから慧ちゃんがしーってまたやってる。かわいいなぁ。
阿 「本物の動物さんの写真だよ。」
伊 「ほぇー。」
慧ちゃんは興味津々で見てる。辰くんたちはまずは眼鏡をかけてあげないとね。たぶん辰くんたちも食い入るようにみるんだろうな(^^)。
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作者名：いのふかゆとめめ | 作成日時：2023年11月22日 13時
