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宮舘side
食事の話をさせてもらって、やっぱり料理できる人たちはちゃんと見てるなって思った。苦手なものを無理矢理食べさす人はいないだろうけど、知っておいて損はないでしょ。
宮 「アレルギーの検査で食材も変わってくるからはやく
やろうね。」
山 「確かにね。アレルギーで苦しんでるのは見たくない
しね。早くできるように調節するわ。」
渡 「だな。蕁麻疹とか呼吸困難は見たくないな。」
岩 「蓮のとき大変だったもんな。涼介もだけど。」
薮 「今のところ出てないのが奇跡だな。」
小 「本当やわ。それよりラウールの話、気になるん
やけど、何？」
ラ 「あっ、うん。公園の件があってからは基本僕と蓮が
お休みだったからお散歩に連れて行ってたんだけど、三輪車
は3人とも大好きだし靴も大好きだよ。」
八 「外出ることには躊躇なく準備してるもんな。」
藤 「れん、らう、はやくーって急かされてるもんな。」
ラ 「うん(笑)。ただ公園に近づくとね、表情が固まる
の。特に慧ちゃん。」
目 「慧ちゃんはやっぱりトラウマになっちゃったかも。
知らない人が近寄る雰囲気があると手で補聴器隠してる。」
ラ 「だいたいの人はかわいい顔みたさなんだけどね。」
中間 「照史と大ちゃん、まだ早いって言ってたのに
なぁ。慧ちゃんに申し訳ないわ。」
目 「俺、そのことは仕方ないと思うんです。ただ、いい
解決法ないかなと思って。」
阿 「確かに過ぎたことを悔やんでも仕方ないもんね。
解決方法か〜何かある？」
みんなでいろいろ考える。今は耳を隠してあげるべきなのかな？
宮 「今は冬だから帽子で耳を隠してあげるってのは？」
桐 「まずは不安を取ってあげるにはええかもな。」
有 「だね。まずは耳を隠してあげようか。」
重 「あとは外に出ても怖い人ばかりではないことを
伝えるしかないんやろな。」
高 「俺たちに慣れてきたからこそ、そういう場面では
一緒にいてあげることも安心に繋がるのかな？」
桐 「たぶん、慧ちゃんの怯えてる姿を見ると辰くんと
ともくんは不安になるやろし。」
知 「僕たちが焦ったり不安な顔したら余計にトラウマ
になるってことね。」
有 「そう。だからこそ焦らず一歩一歩やっていこう。」
全 「おー！！」
まずは耳を見えないように隠してあげて怖くないことを伝えるってこと、そして焦らないことをみんなで約束した。
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作者名：いのふかゆとめめ | 作成日時：2023年11月22日 13時
