慧編 ページ3
濱田side
最後は慧ちゃんの番やな。眼鏡はなんとなく馴染みがあるもんやけど、補聴器はないからちゃんと聞かなきゃ。たぶん両耳補聴器って気をつけることいっぱいあるやろうから。
医 「最後は慧ちゃんですね。耳掛け式の補聴器です。
成長するにつれて耳の形も変わっていくので痛がってたら、
装着部分を変えてあげてください。そして言葉を沢山かけて
あげてください。」
中島 「はい。分かりました。まずはつけてみようか。
慧ちゃん。」
裕翔につけてもらうとまたまたともくんと辰くんと同じ反応をした(笑)。ほんま、可愛すぎるわ。。
伊 「( ⊙⊙)!!」
中島 「慧ちゃん。聞こえる？」
伊 「(๑꒪▿꒪)*｡_｡))ｳﾝｳﾝ。」
中島 「よかったー。これからいっぱい話そうね！」
伊 「いっぱー？」
中島 「そう、いっぱい！」
伊 「ぁぃ(｡･Д･｡)ﾉ。」
医 「いいですね(^^)。これからみなさんで愛情いっ
ぱい注いでくださいね。3人とも顔を見て話す方が伝わり
やすいみたいですね。」
お医者さんの言葉に俺たちはまた自信をもらってみんなええ顔つきになってきたように感じるわ。
医 「この子たちの不自由さが少しなくなったので活動
的になるかもしれませんのでケガのないように対策して
くださいね。」
中間 「ハイハイもしだしたしな。帰ったら、危ない
ところ点検やな。」
医 「ハイハイしだしたんですか？じゃあ、対策は必要
ですね。でも動いても怒られないって分かったことはいい
ことですよ！」
目 「ですよね！俺ら探り探りだから、そう言われて安心
しました。ありがとうございます。」
医 「いえいえ。私たちも嬉しいです。さて、他に何か
質問とかありますか？」
岩 「あっ、はい。3人をどこかに遊びに連れってって
あげたいんですけど大丈夫でしょうか？」
医 「基本的には大丈夫ですが、遠出は予防接種が全部
終わってからがいいと思います。免疫がまだないので。」
高 「いろんな経験させてあげたいけど体調崩したら
元も子もないもんな。分かりました。」
医 「みなさんにこんなに思ってもらえてよかったね。」
伊・深・神 「ぁぃ(｡･Д･｡)ﾉ。」
お医者さんが3人に語りかけると満面の笑顔。良いことを話してるのは分かっとるんやね！ちゃんと返事しとるわ(笑)。
みんなで笑い合ったところで説明は終わった。良い雰囲気で終われてほんまよかった！
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作者名：いのふかゆとめめ | 作成日時：2023年11月22日 13時
