お迎え ページ10
雄也side
授業が終わり、みんながいるところへ。大貴とたっちゃんは学校の遊具で遊んでいて、慧は木陰で本を読んでる。
大貴 「あっ、ゆうやー。」
ブンブン手を振っている姿にちょっとした気恥ずかしさを感じる。
雄 「おう。裕翔と照、亮平のところ行こうぜ。」
慧 「ん。」
静かに本を閉じてランドセルを背負う慧。なんかいつもと違う？
雄 「慧、どうした？いつもと違う。」
慧 「ん？たぶん、本読んでて疲れただけだよ。」
雄 「…なんかあったら言えよ。」
顔色も悪くないし、慧の言うこと信じよう。さて、裕翔たち待ってるから早く行かなきゃ。
雄 「お迎えきました。」
裕 「ゆうや！」 照・亮・大介 「ゆうやくん！」
雄 「お待たせ。保育園行こうか。」
裕 「はーい！」
亮 「先生！さよーなら。」
学先 「さようなら。気をつけてね。」
全 「さよーなら。」
挨拶をして今度は保育園へ。歩いてると裕翔が
裕 「けいちゃんのて、あったかい。」
雄 「やっぱり具合悪いんじゃない？」
慧 「うーん。全然、そんなことないんだけとな。本読んで疲れたとは思ったけど。」
大貴 「これから悪くなるのかな？けいちゃんって気付いてないこと多いもん。」
雄 「だな。とりあえず、具合悪いと思ったら言えよ。」
慧 「分かった。」
薮家は慧が要注意だけど宮舘家もちょっと気になる人いるみたい。
辰 「大介。どうした？」
大介 「なんでもないでやんすよ！」
辰 「学校で何かあった？いつもと顔が違うよ。」
大介 「たつ。…あとで聞いて。」
辰 「分かった。」
やっぱり辰哉はみんなのことを見てるな。学校でのことならい勉強か友達関係かな？
1年生の3人は元気そうだからとりあえず慧と大介のことをだてパパに話さないとな。と思ってたら保育園に着いたみたい。
慧 「薮です。涼介と侑李を迎えにきました。」
辰 「宮舘です。康二、蓮、真都の迎えです。」
先 「はいはい。ちょっと待っててね。」
侑 「けいちゃーん！！ﾊﾞﾌｯ。」
ラ 「たっちゃん！あっこ！」
侑李とラウが走ってこっちに来た。元気だなぁ。その後から涼介、康二、蓮も来た。みんな元気そうです。保育園の子が体調崩してるとグズグズで大変だからよかったよ。
雄 「さあ、だてパパのお店に行こう！」
全 「はーい。／あーい。」
慧と大介に気をつけてみんなででお店に行きたいと思います！
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作者名：いのふかゆとめめ | 作成日時：2023年3月26日 14時
