連れ去り ページ25
知念side
最後の挨拶をしてカメラが止まったところでけいちゃんたちの目が覚めたみたい。
伊 「あれー？しゅーりょくはー？」
深 「かめりゃのあかいらんぷにゃい。」
薮 「寝てる間に終わりになっちゃった。やりたかった
だろうけどごめんな。」
伊 「ねちゃったけいがわりゅいから、らいじょーぶ。」
深 「ちゅぎはおきてりゅ。」
相変わらず聞き分けがいいなぁ。だから、歩いて楽屋に帰るって言ったのを了承したんだ。でもそれがいけなかったみたい。楽屋へ帰ってる時に後ろから2人を攫われた。
伊 「ふぁ？！」
深 「っっっ！」
僕たちも急なことで固まってしまったすきに、けいちゃんたちも犯人もいなくなってしまった。
目 「えっ！どういうこと？」
中 「どこ行った？」
みんな焦って正確な判断が出来なくなってる。こういう時こそ落ち着かなきゃ。
知 「まず落ち着かなきゃ。スーハー。」
阿 「ですね。スーハースーハー。」
あべちゃんが冷静になってくれると助かるかも。JUMPはいつも冷静なのけいちゃんだったから、みんな落ち着かない。
阿 「薮くん、滝沢くんに連絡してください。あとはみん
なで探しましょう。」
知 「冷静な判断できなくなるから単独行動は禁止だよ。
2人1組で探そう。」
阿 「だとしたら、部屋割りで行こう。」
全 「了解！」
知 「宏太。連絡よろしく。滝沢くんなら対策を考えて
くれるから。」
薮 「分かった。お前ら、見つけたても2人だけで乗り込
むなよ。みんなを集めてからにしろ。」
�� 「分かってるよ。みんな行くぞ。」
雄也のひと言でみんなが動き出した。
ラ 「これは僕たちの落ち度だよね。」
知 「そうだね。収録終わりでみんな気が緩んでたよね」
ラ 「何もされてないといいんだけど…。」
ラウールと走っていると、小さな悲鳴が聞こえた気がした。
知 「ちょっと待って。何か聞こえる。」
ラ 「えっ。…ほんとだ。」
空き部屋から何かを叩いてる音がする。これはただ事ではないとおもい、ラウールが連絡しを頼んで、僕は聞き耳を立てる。
？ 「やめて！」
？ 「お前らのせいで〜〜！ボコッ、バキッ。」
？ 「ふぇーーん。」
？ 「うるせーな。泣くなよ。パシッ、パン。」
絶対、2人に暴力を振るってるよね。あの泣き方はけいちゃんの泣き方だし、みんな早くきて！
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作者名：いのふかゆとめめ | 作成日時：2023年1月29日 18時
