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薮side
予防接種が終わって、滝沢くんと話そうとしたら裕翔たちが戻ってきた。
滝 「伊野尾たちは寝たのか？」
中 「はい、なんとか。号泣の原因分かったのでみんなと
話したいんですが。」
滝 「薮たちも話があるって言ってたし、両方とも聞く
よ。ソファーがあるところに移動しようか。」
全 「はい。」
予防接種をしてくれた医師と看護師にお礼を言って、全員が座れる事務所で1番広いところに行く。
滝 「じゃあ、話してもらおうか。どちらからにする？」
目 「たぶん、薮くんと岩本くんの方が重い話だと思うの
で俺らからでいいですか？」
薮 「あぁ、いいよ。」
中 「けいちゃんたちの予防接種の嫌がりようは、あの
注射に変なものが入ってるかもと思ったかららしい
です。」
目 「たっちゃんたち、薬飲まされて小さくなったって
言ってたじゃないですか。違うと分かってても怖か
ったらしいです。」
知 「…そっか。あの2人なら、ちゃんと話せば分かって
くれたよね。いたずらに怖がらせちゃったね。」
中 「うん。けいちゃんたちの言葉を聞いて反省した。」
向 「…滝沢くん。あの薬はどうなったんすか？」
滝 「あぁ。やっぱり闇組織から手に入れたようだ。戻る
方法がまだないらしい。ただ、いつ戻るかも分から
ないから、明日急に戻る可能性もあるらしい。」
阿 「そんな危ないものを2人に飲ませたなんて許せない
んだけど。」
�� 「俺も。でも、けいちゃんたちは『自分でよかった』
っていうんだろうな。」
�睫擇琉娶�にみんなが同意した。自己犠牲が強くて、自分が傷ついてもみんなが無事ならいいと思ってるのが一緒に過ごしていて分かったから。
滝 「とりあえず引き続き調べてもらうから、2人をみん
なで守ってくれ。」
全 「はい！」
滝 「次は薮たちの話だな。」
目 「すみません。ちょっと待ってもらっていいですか？
たっちゃんの涙、拭いてあげたくて。」
中 「俺も、けいちゃん指しゃぶりしてるから、外して
拭いてあげたい。」
向 「もう、めめとゆうとくんは親やな。」
中 「そう？あっ、中断してごめんね。」
目 「薮くんたちの話しましょう。」
めめたちが促してくれたから、今日のマネージャーの話をし始めた。
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作者名：いのふかゆとめめ | 作成日時：2023年1月29日 18時
