治療 ページ3
中島side
病院の前で待っててくれた先生について行って、今は処置室。点滴をしてもらって、少し落ち着いたようでウトウトしている。
中 「よく頑張ったね。寝ていいよ。」
伊 「ゆーと、てー。」
中 「うん、繋いでいるから、少し寝ようね。」
目 「たっちゃん、もう大丈夫だよ。たっちゃんも寝ようね」
深 「めーめ。だっこー。」
目 「抱っこは出来ないから、めめも手を繋いでるね。」
深 「むー。…わかっちゃ。てー。」
手を繋いであげるとすぐに眠ってくれたので、先生も処置室の外で待ってた3人を呼んで、けいちゃんたちの様子について話し出した。
医 「早目に来ていただいてよかったです。脱水の一歩手前
でした。今、点滴してます。後1時間はこのままでお願い
します。」
八 「ありがとうございます。やっぱりストレスですか？」
医 「そうですね。ストレス性の胃腸炎ですね。移りはしない
と思いますが、しばらく続くと思います。」
向 「辛いなー。熱も下がりますか？」
医 「心因性だと思うので、その原因が無くなれば自ずと下が
ると思います。」
ラ 「やっぱりそうですよね。寂しい思いさせちゃってるの
で。」
医 「忙しくても相手してあげてくださいね。心因性だと点滴
で熱は下がらないので、脱水症状の物だけです。」
中 「はい、ありがとうございます。」
医 「点滴が終わったらここのボタン押してください。お薬は
ないので終わったら帰宅して大丈夫です。」
そう言って処置室から出て行った。
ラ 「やっぱり相手してあげることが1番だよね。」
目 「胃腸炎が治ったら、みんなで遊んであげましょう。」
八 「そうだな。スケジュール、ちょっと調整出来ないか
な？今日の半日だけであんなに喜んでくれたからさ。」
岩 「薮くんと相談して滝沢くんに連絡するので、1度、ここ離
れますね。ついでにたっちゃんたちの様子も伝えます
ね。」
八 「ありがとう。よろしく。」
そう言って、ひーくんが病院の外へ出て行ったので、俺たちは
けいちゃんたちについていよう。
ラ 「そういえば熱は何度だったの？」
目 「たっちゃんが38.8℃、けいちゃんが38.9℃まで上がっ
てた。」
向 「たっか！」
中 「明日はいる人で甘えさせてあげようね。」
そう言って点滴が終わるのを待った。
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作者名：いのふかゆとめめ | 作成日時：2022年11月16日 18時
