浮かない顔 ページ13
岩本side
詳しいことは夜に話すだろうから、まずは、今日のたっちゃんたちの具合を聞こうかな。
岩 「具合はどう？吐いたり、お腹痛くなったりしなかっ
た？」
深 「うーん。ちょっと…。」
伊 「ちょっとだけ、…げーしちゃいかも？」
2人ともなんとも歯切れが悪い答え(苦笑)。けいちゃんなんか疑問形で聞いてるし。
八 「朝も昼もそんなに食べてないんだよ。多分、食べるの怖
くなっちゃってるわ。」
知 「すぐに痩せちゃう身体なんだから、食べてほしいよね」
ラ 「でも、あの体調不良見ると、怖くなるのは分かるから
少しずつ、食べるのに慣れていこうね。」
伊・深 「コクンm(._.)m。」
ダルさがまだ残っているのか、知念くんとラウールのでお膝で本を静かに読んでる。その間に着替えやお風呂の準備などやれることをして戻ってきたら、朝から仕事組が山田くん以外、次々と帰ってきた。
薮 「夕ご飯食べながら、滝沢くんとの結果を話すから。」
八 「けいちゃんたち、まだお腹の調子良くないから消化の
いいおでんにするね。」
宮 「ご飯は朝と同じで雑炊でもいい？」
俺たちは作ってもらう側だから反対意見を言う人はいなく、全員が頷いた。
有 「おでん、久しぶりだなぁ。」
阿 「今日、ちょっと寒いからいいですね！」
それぞれがリビングでゆっくり過ごして夕ご飯の時間になった。俺らには夜にお腹が空くだろうと考えてくれたのか肉巻きがちょこんと置いてあった。料理班、流石だなあ。
薮 「みんな席ついたか？じゃあ、挨拶。」
全 「いただきます。/いたらきましゅ。」
しばらく食べると薮くんが今日の話を切り出した。
薮 「今日の結果から言うと、一緒にグループ活動出来ること
になった。」
岩 「近々、JUMPさんと SnowManでのバラエティー特番が
あるらしくて、そこで復帰させるって。」
�� 「よっし！けいちゃん、お仕事出来るって。」
伊 「…うん。」
渡 「やったな。たっちゃん！」
深 「…うん。しょーだね。」
2人とも浮かない顔。仕事したいって言ってたじゃんと思って2人を見てると光くんが俺らの疑問を感じ取ってくれて、
八 「けいちゃんたちね、やっぱり迷惑かけるんじゃないかと
思ってるみたい。」
ラ 「あとね、スタッフさんに嫌な顔されると思ってるっぽ
い。」
2人の心の傷は思ったより深いみたい。
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作者名：いのふかゆとめめ | 作成日時：2022年11月16日 18時
