寂しい ページ12
佐久間side
仕事が終わって家に帰るとちょうど康二とめめと入れ違いだったらしく
佐 「ただいまー！」
向 「さっくん、おかえりー。じゃあ、俺たちは行ってくる
わ。」
佐 「おう、仕事頑張って！いってらっしゃい。」
深 「…いってらっちゃい。」
伊 「……。」
あり？けいちゃん、ご機嫌ななめ？
佐 「けいちゃん、どうしたの？」
目 「起きたら、裕翔くんがお仕事行ってて、バイバイ出来な
くてね(苦笑)。」
向 「たっちゃんも俺らがお仕事行くって話したから、ちょっ
と不機嫌なんよな。」
佐 「そうなんだ。でも、前は出さなかった感情出せてる
ならよかった。後ろ髪引かれるだろうけど、いってらっ
しゃい。」
向・目 「(苦笑)。いってきます。」
そう言って康二とめめを見送った。
今までお昼からとか夕方からの仕事ってそういえばなかったなぁ。分かってはいるけど、心がついていかないのかな。
佐 「ただいま。たっちゃん、けいちゃん。」
伊 「…おかーり。さっくん。」
深 「さっく、ｷﾞｭｯ。おかーり。」
たっちゃんが俺の足にしがみついてきた。夜にみんながいないの寂しいよね。けいちゃんは1人遊びしてるけど、全然進んでないし(笑)。
佐 「夜からお仕事、寂しいよね。さっくんが夜はいっぱい
遊んであげるからね。」
深 「さっく、やくしょくよ。」
たっちゃんと指切りをした後、着替えて手洗いうがいして、リビングに戻ってきて、ちょっとしたら薮くんと照が帰ってきた。いい顔してるから一緒に仕事するのは大丈夫なのかな？
薮・岩 「ただいま。」
伊・深 「おかーり。」
薮 「なんで、こんなに不機嫌なんだよ。」
知 「けいちゃんはお昼寝してる時に、裕翔が仕事に行っち
ゃったから。」
ラ 「たっちゃんは今さっき、康二くんとめめが仕事に行っち
ゃったからです。」
岩 「そういえば、こんな時間に仕事って初めてか。」
薮 「まぁ、そんな怒んな。仕事出来るようになったから。」
八 「それ、本当か？」
岩 「はい。3日後に先輩や後輩集めて事務所で話するそうで
す。」
滝沢くんはなんか考えがあって集まるんだろうから、俺らはそれに従うだけだな。2人とも人見知りしそうだけど(苦笑)。
取り敢えずは一緒に仕事出来ることが嬉しいです！
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作者名：いのふかゆとめめ | 作成日時：2022年11月16日 18時
