病院へ ページ2
岩本side
もうそろそろ寝ようかなって思ってたところで鳴ったグループメール。なんか大変そうだから、俺が車出そうと思ってリビングに降りた。
岩 「俺、車出すよ。」
八 「明日、仕事あるのに大丈夫？」
岩 「どうせ心配で寝れないと思うから。みんなはたっちゃん
たちの対応してあげて。」
ラ 「岩本くん、お願いします。」
話していると、阿部と山田くんと有岡くんも降りて来た。
山 「けいちゃんたちはどう？」
八 「2人ともすごい量出してて、脱水怖いから連れて行く。」
山 「たぶん、昼間言われたストレス性だと思うから移らない
とは思うけど、看病部屋の消毒とか洗濯とかしておく
よ。」
八 「仕事あるのにごめん。でも、助かる。お願いします。」
有 「何言ってるの！困った時はお互い様でしょ！」
リビングにいる人たちで話していると裕翔くんとめめが戻ってきたみたい。
中 「お待たせ。2人ともすごい熱上がってる。」
目 「意識が朦朧し始めてるから早く病院行きましょう！」
顔を覗くと焦点が合ってない。このまま痙攣もあり得るから急いで車の準備を始める。康二には、今の状況を病院に連絡してもらう。
阿 「めめ、裕翔くん！意識が飛ばないように声かけ続けてあ
げて。ひきつけや痙攣が出たら怖いから。」
ラ 「はい！ブランケットで包んで！」
2人をブランケットに包んだら、歩きながら声をかけて車に向かう。チャイルドシートに本当は乗せないといけないかと今はそうも言ってられないので、抱っこしたまま乗ってもらう。
中 「けいちゃん、病院行って楽になろうね。ゆーととお話し
しよう。」
伊 「あぅ、ﾌｰﾌｰ。ゆーとー。」
中 「そう。裕翔、ここにいるよー。ギュッ」
目 「たっちゃん、楽にしてもらおうね。病院行くよー。」
深 「ウッ、ﾊｱﾊｱ。…めーめ、なでなで。」
目 「うん、ナデナデしてあげる。」
手を繋いだり、頭を撫でたりして意識を飛ばさないようにしてくれているから俺は安全運転で早く病院に着くように頑張らないと。
八 「もうすぐで着くよ。頑張れ、頑張れ。」
ラ 「大丈夫だよー。みんなついてるからねー。」
声をかけ続けてくれたおかげで、意識あるまま病院に連れてこれた。そこにはお医者さんも待っていてくれてすぐに処置室に運んで治療してくれた。
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作者名：いのふかゆとめめ | 作成日時：2022年11月16日 18時
