興味 ページ5
阿部side
気持ちの切り替えがまだ出来ないたっちゃんとけいちゃんに大人があれこれ言っても追い詰めるだけだから、みんな少し離れた。俺はみんなのスケジュールが分かりやすく見えるように考え中。仕事がある人だけこっちのボードに名前を貼るようにするのが1番見やすいかな？
しばらく格闘してるとたっちゃんたちがいるところから
伊 「りょーちゃんのとこ、いく。」
とことことけいちゃんが歩いてきた。気づかないフリをして作業してたら
伊 「りょーちゃん、にゃにしてりゅの？」
阿 「みんなのお仕事が分かりやすくなるように作ってるん
だよ。」
伊 「けい、みちぇもいい？」
阿 「いいよ。おいで。」
とけいちゃんを膝の上に乗せて作業する。ゆっくりと裕翔くんがこちらに向かって来て声を掛けてくれた。
中 「やっぱり、何か作ることに興味があるみたい。」
阿 「建築学科卒ですもんね。模型とか作ってたんですよね」
中 「そうそう。だから何作ってるのか気になったのかな？
さっき、何か切ってたでしょ。」
阿 「磁石切ってるとこ、見てたのかな？」
伊 「こりぇ、みんにゃのにゃまえ？」
阿 「そうだよ。仕事ある人がここに貼るの。で、一日中か
午前、午後を分けて貼ろうかなと思ってるの。」
伊 「…けいのは？たっちゃんのは？」
阿 「アハッ。みんなのあるから欲しいよね。いいよ。作って
あげる。」
伊 「(^o^)/。やっちゃ、おてちゅだいしゅるー。」
けいちゃんのお手伝いに反応したのはたっちゃん。
深 「たちゅもやるー。」
と言ってこちらに走ってくる。なのでけいちゃんを降ろした。その後を一緒に居てくれためめ、ラウール、知念くんがやってくる。
中 「やっと気分が上がってきてよかった。ありがとう、
あべちゃん。」
阿 「俺は何もしてないよ。逆にたっちゃんたち任せて申し訳
ないくらい。」
中 「それはお互い様だよ。俺たちはスケジュール表作って
もらってるし。これってみんなの名前？」
阿 「はい。これ、まだ貼ってないのでたっちゃんたちが
シール貼れるように貼ってもらえると助かります。あと
シールいっぱい買ってきたので、好きなものを選ぶよう
に言ってください。」
シールを見て笑顔の2人。みんなのシールを選んで貼ってもらおうかな。あべちゃんもその考えみたいだし。
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作者名：いのふかゆとめめ | 作成日時：2022年9月20日 20時
