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あれから悟は泣き止んで、憂太の元に行ってしまった。
悟と憂太が話終わる頃を見計らって憂太の元へ向かう。
貴女「改めて、解呪おめでとう憂太。」
憂太「ありがとうA。Aがいなかったらきっと出来なかった。あの時殴ってくれてありがとう！」
いい笑顔で言う物だから呆れてしまう。
貴女「別に何もしてない。選んだのは憂太だし、努力したのも憂太だよ。」
憂太「そうかな…。あの、A…。」
貴女「何？」
憂太「約束…覚えてる？」
約束…したかな？
貴女「ごめん、身に覚えがない。」
憂太「えっ？ちゃんと解呪できたら、告白の答えくれるって…。」
は？
貴女「最低。そのために解呪したの？不純。」
憂太「そうじゃなくて！元々解呪は里香ちゃんのためにも僕のためにもするつもりだったけど。A…。二股するような男は嫌だって…。」
ああ、そんなこと話したようなしてないような、
貴女「別に約束はして…ないと思う。ただ、二股するような男はみんな嫌でしょ？」
憂太「そっ、そうだけど…。」
貴女「でもいいよ。憂太……好きだよ。」
憂太「え？」
貴女「別に特級過呪怨霊付きでも構わない。怨霊ごと受け入れることだってするくらいね。」
憂太はまだフリーズしてる。
憂太「じゃっ、じゃあ！僕とこ、恋人になって…ください！！」
顔を真っ赤にして告白する憂太はこう、なんというか…加虐心をそそると言うか…
貴女「いいけど、多分恋人らしいことはできないと思うよ？」
憂太「えっ？？？」
貴女「答えはOKだけど、それでもいいの？」
憂太「本当に？！！大丈夫、頑張って時間作るしちゃんとAに会いに行くから！！」
貴女「少し難しいんじゃない？」
憂太「なんで？」
貴女「だって、憂太…これから出張でしょ？海外に。」
悟が言ってたよ。
憂太「えっ、嘘でしょ…。」
貴女「はぁ。仕方ないな。」
ﾁｭｯ！
憂太「え、今…き、キス…。」
唇を手で押さえて赤くなる憂太を愛しく思うのはやっぱり…
貴女「憂太から告白したんだからね。離して欲しいって言っても、話さないから…。」
憂太「///////」
貴女「私は強がりで寂しがり屋の誰かさんを支えなきゃいけないから。でも、憂太のことを愛してる。それだけは絶対に変わらないよ。」
憂太「本当に？絶対？！」
貴女「約束する。」
二人の小指が絡まる。
愛という歪んだ
とても強い呪いで結ばれた私たち
離れていても
呪いは消えない。
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わァ〜… - ⸜(*ˊᗜˋ*)⸝凄いですね！この小説！今14まで行ったんですが最後ら辺の｢目隠しだけは｣の後の所が｢めてよ｣と書いてあります！修正ですかね？ (2023年1月22日 23時) (
レス) @page16 id: aff6f0444c (このIDを非表示/違反報告)
雪菜(プロフ) - 莉緒さん» ありがとうございます！ (2022年2月14日 16時) (レス) id: 5ee493087a (このIDを非表示/違反報告)
莉緒 - コメント失礼します。話がとてもどタイプでした!!続きが楽しみです！ (2022年2月13日 3時) (レス) @page42 id: e8a57b3ea6 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(くれは) - 続きみたいです (2021年6月15日 18時) (レス) id: 605309b64c (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵(プロフ) - 原作沿い読んでみたいです！ (2021年3月2日 0時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪菜 | 作成日時：2021年2月12日 9時
