私達、（一応）マフィアですが【オリジナル】

オタクの本気 ページ24

茜side

真冬の風がふくころ、
冷たいビルの地下通路に足音もなく移動する影があった。

『うぅ寒〜なぁA、黒崎無事だと思うか？』

A「…」

『なぁって』

A「…」

『おい何か喋れよ！』

A「ハァ！？お前が黙っとけっていったんだろ！？」

『あ、ごめんて。で、どう思う？』

A「ﾁｯ、うっせぇな…あのﾊﾞﾊﾞｱだぜ、無駄にﾋﾟﾝﾋﾟﾝしてんだろ」

『おいお前舌打ちしたな先輩に向かって…』

うすうす分かっているかもしれないが、
俺たちは今、任務として黒崎を救出に行っているのだ。

一人で任務に行った黒崎の行方が分からなくなってしまったらしい。


あの黒崎が負けるなんて、まじで珍しい話だ。

よほど強敵だったんだろう。

でもあいつ肉弾戦はダメだからなぁ…

『お』

ピタリと脚を止める。

今まで物音ひとつなかった地下通路から、かすかに声が聴こえたからだ。

『A、こっち』

A「何か聴こえたのか？」

『ああ』

確認を取りながら音の方へかけていく。黒崎がいるかもしれない。

A「ハッ、さすがの聴覚だな、獣みたいできめぇけど」

『けなしすか褒めるかどっちかにしろ、よっ！』

ドガッ

音が聴こえる場所と扉を蹴破った。

黒「あ…A、茜。やっほー」

その場の光景は異常だった。

『うっわ…』

大柄な男たちが泡を吹いて倒れている中心で、

少女がスマホを熱心に見つめ、にやにやとにやけている。

A「敵倒して推しの配信見てるとか…」

『俺ら必要なかったじゃん。』

二人は飽きれ、落胆した。

黒「だって見逃すなんてあり得ないでしょ？敵なんて【ﾋﾟｰ】を【ﾋﾟｰ】すればすぐだし」

※【ﾋﾟｰ】の内容はとても書ける内容ではないので規制しております。

『あっそう…』

BlueJewelryはアホ、と今日改めておもいましたby新人

30分もあったらゲーセン３店舗出禁になってるよ!!→←Jewelryの持ち武器アホすぎん？

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