休め振替休日 後日談�� ページ23
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｢遅せぇよ。……何疲れきっとんだ。｣
｢……いや、ちょっとね………｣
風呂から帰還した俺を、眠たげな目で出迎えてくれたかっちゃんは、不思議そうに首を傾げた。可愛さの暴力か。
何とか個性を使わずに右肩に掛からない様に入り、時間は掛かったが綺麗に包帯も張り替えた。どう頑張っても少し水やシャンプーが掛かってしまい、染みて涙目になったのは内緒である。
｢ごめんね、眠いでしょ。もう寝よっか。｣
｢眠くねぇ。｣
｢はいはい、行くよ。｣
眠くないと意地を張るかっちゃんだが、目を擦りながら欠伸噛み殺してるのは見えている。ついでに口調が丸い。兎に角早くこのおねむさんを寝かせなければ。自室に入り、対面した時に右肩が上になる様先にベッドへ寝転がる。おいで、とかっちゃんを呼べば大人しくベッドにあがった為布団を掛け、そっと腕の中へ閉じ込める。ぎゅう、と弱い力で抱き締め返され、何だか少しむず痒い気持ちになった。可愛いんだよなぁ、本当に。かっちゃんの頭を柔く撫で、体力回復の為目を瞑った。
緩く浮上した意識に、自然と目を開ける。少しぼうっとした頭のまま腕の中の彼を見れば、気の抜けた表情で眠っていた。……可愛いがすぎる。いや知ってた、知ってたけど可愛い。写真に収めたいが、バレた時が怖そうだ。仕方ないと目に焼き付け、1度きつく抱き締めた。ゆっくりとかっちゃんの腕を解き、ベッドから出る。さて、今日の朝食はどうしようか。
リビングに入り、くはぁとひとつ欠伸をする。
取り敢えず、さっさと家事を済ませてしまおうと意気込んだ。朝食は……ご飯とパンどちらが良いだろうか。夕飯が和食だったしパンでいいか。
そうひとりごち掃除と洗濯を軽く終わらせ、パンを取り出したところでリビングのドアが開いた。様子を伺う様にちらりと顔を出したかっちゃんに、思わず苦笑する。俺が居なくなったとでも思ったのだろうか。
｢かっちゃん、おはよう。朝食もうすぐ出来るから、先に顔洗って歯磨いておいで。｣
｢………ん。｣
素直に従いドアを閉めるのを見届け、パンを焼く。ベーコンエッグとサラダ、あとホットミルクでいいか。朝食を食卓に並べ終えた瞬間、バァンとドアが開いた。思わずびくっと肩を震わせる。心臓に悪いからやめて頂きたい。
｢……はよ。｣
｢はは、おはよ。もう眠くない？｣
｢ん。顔洗ったら目ぇ覚めた。｣
｢そっか〜。朝食出来てるよ、冷めないうちに食べちゃって。｣
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じゃがりこ(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2018年11月4日 15時) (
レス) id: f3618771b7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ。(プロフ) - ゆーとさん» ああ、ごめんなさい！教えて下さりありがとうございます！ (2018年9月27日 15時) (レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーと - とても面白く、一気読みさせていただいているのですが、Re:インゲニウム�△�｢OはOでも〜｣とありますが、AOはA型、BOはB型になり、O型になるのはOOだけですよ (2018年9月27日 15時) (レス) id: f375cefe03 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ。(プロフ) - 瑞稀さん» ありがとうございますー！そう言って貰えて嬉しいです…！頑張ります！ (2018年4月30日 21時) (レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - いいところで…！！！夢主くんの性格大好きです！！今後どーなるのか気になります！更新楽しみにしてます！！ (2018年4月30日 21時) (レス) id: be8945b53e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきねこ。 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年2月23日 2時
