いいぞガンバレ飯田くん！ �� ページ47
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人波が大幅に動き、変に押される。その拍子に辛うじて地面に付いていたもう片方の足まで浮いてしまい、いよいよ転ぶかという時。誰かに思いきり腕を引かれた。
｢ぬぁあ！…っは、は〜〜〜。助かった…｣
腕を引かれそのまま窓際に出てこられた。引いた人物は今目の前に居る人だろう。正直あそこで転んだらいろんな足に踏みつけられるのは目に見えていた為、とても助かった。お礼を言おうと顔を上げ、驚いた。
｢…てめぇ何流されてんだよ。｣
｢君……。ありがとう、助かったぁ。｣
かっちゃんだ。こういうののド定番って焦凍君じゃないのか？と思ったが、別にかっちゃんが食堂にいたっておかしくは無い。というか、自分がこんな定番ネタをやるとは思っていなかった。
｢…やっぱ、マスコミはいつになってもマスゴミだな。｣
｢それには同意だな猫っ毛ヤロー。｣
窓から見える報道陣を見て思わず呆れた様に呟けば、かっちゃんから同意が返ってきた。だよなぁ、と思う。セキュリティ突破して生徒達混乱させてちゃ世話ない。普通に不法侵入だ。
｢ねぇかっちゃ…｣
｢あﾞ？｣
｢大丈ーーー夫！！｣
飯田君だ。なんてタイミングが良いんだ。思わずかっちゃんと呼んでしまったが、かっちゃんは一瞬反応したものの飯田君の方に釘付けだ。そのまま忘れ去ってくれ。飯田君の活躍によりその場は落ち着きを取り戻し、警察が来てマスコミは撤退した。
｢いやー、めっちゃ流されたな。｣
｢俺もう疲れた…｣
｢切島君、上鳴君。2人も流されてたんだぁ。｣
｢おお、Aもか。お前ぽけーっとしてっからさっさか流されてたんじゃね？大丈夫だったかー？｣
どういう意味だ鋭児郎君。電気君も隣で頷いているし、心外…でも無いが。常に寝不足と戦っている自分が、ぽけーっとして危機管理能力が低下しているのは最近身に染みている。正直自分でもやばいと思っている程だが、如何せん改善しようが無い。
｢いやぁ、凄い流されたよぉ。助けて貰ったから大丈夫だったけどね。｣
｢うるせえ。今にも死にそうだったからな。｣
かっちゃんの方を見ながら言えば、目を逸らされてしまった。鋭児郎君と電気君は少し驚いた顔をした後、男らしいな！とかっちゃんに絡んで怒らせていた。
その後教室に戻り他の委員を決める際、デクくんが委員長は飯田くんがやるのが正しいと思うと主張。飯田くんは嬉しそうにやる事を決意し、非常口飯田は委員長となった。いいぞ、ガンバレ飯田くん。
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ゆきねこ。(プロフ) - シロさん» 続編でもよろしくお願いします(*´ω｀*)励みになります！！ (2018年2月10日 9時) (
レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - hshs(*´Д｀≡´Д`*)hshs ヤバい、ヤバい、興奮し過ぎて、ﾌｵｵｵ(^q^三^p^)ﾌｵｵ (2018年2月10日 5時) (レス) id: 55b0e9cf98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ。(プロフ) - ナマコカードさん» 大丈夫ですよ！これからも読んで下さると嬉しいです(´ω`) (2018年2月7日 22時) (レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
ナマコカード - すみません、設定できたのですね。気づきませんでした。すみませんでした。 (2018年2月7日 18時) (レス) id: 54f25622c3 (このIDを非表示/違反報告)
ナマコカード - (名前)(名前)だと→【例】ひろしひろし という名前になってしまうので、(人1)で苗字を設定させるか、固定させた方がいいと思います！ (2018年2月7日 18時) (レス) id: 54f25622c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきねこ。 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年2月2日 16時
