スタートライン、爆豪の。 �� ページ43
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｢なぁ、A！アレどうやったんだよ。轟の氷消したやつ！モニタールームのもさぁ！！｣
｢んー？どうやったと思う？｣
目を輝かせながら問うてきたのは電気君だ。この子の反応はいちいち可愛いが過ぎると思う。今はデクくんが1度教室に帰って来て、かっちゃんを追って飛び出していった後だ。あの2人凄かったよな、から、強いと言えば轟、そっから俺へと飛んできたらしかった。うーん、とその場の全員が頭を捻って考えているのを微笑ましく眺める。
｢わかった！風で粉々に吹っ飛ばした！｣
｢切島君ざんねーん。でもそれいいね、今度やってみよう。｣
｢はい！はいはい！ヒント欲しい！｣
｢麗日さん欲しがるの早いねー？ヒントは、"飛ばした訳じゃなく溶かした"かなぁ。｣
ヒントを出したつもりなのだが、皆更にわからないと首を捻った。何故だ。ああ、風の個性だという固定概念に囚われているのか。もっと柔軟な頭を持たないと人生楽しくないと思うのだが。
｢風の個性、って言葉に騙されてんだよぉ。一旦まっさらにして。氷を溶かすのは？｣
｢熱…｣
｢正解。｣
三奈ちゃんが答えると同時に、両掌から炎を出す。五大元素の1つ、火だ。ええ！？と驚いた様子の皆に加え、戻って来たデクくんも扉前で目を見開いて固まっている。面白過ぎるから辞めて欲しい。
｢おかえり、デクくん。お話は出来た？｣
｢う、うん！出来たよ。ところでA君、それは…｣
｢これ？俺の個性。｣
ふるふると震えながらこちらに歩み寄り、俺の掌を指さすデクくん。あれ、そういえば怪我…そうか。昨日の今日の上に疲労困憊で、一気に治癒出来ないのか。
｢あ、じゃあAって風と火の複合個性？｣
｢切島君、ぶー。あ、デクくん。そのまんまじゃ辛いでしょ。おいで。｣
｢え？え？｣
鋭児郎君、残念。でも良い線いってるよ。今から使う治癒と、風や火が入ってる五大元素は複合個性だしね。デクくんを呼べば、首を傾げ良くわかっていない様子ながらに此方に来てくれた。これなら身体全体を一気に治してあげた方が良いかも知れない。
デクくんに正面から抱きつけば、腕の中であわあわと慌てる。可愛いなぁ、と思いながら個性を発動させた。一気に身体中が痛くなる。特に両腕の痛みが酷く、焼ける様だ。本人はこの痛みを長い間持っていて感覚が麻痺しているらしいが、相当な痛みである。
｢え…？あれ、何か｣
｢どうしたん、デクくん？｣
｢いや、A君、えっ？｣
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ゆきねこ。(プロフ) - シロさん» 続編でもよろしくお願いします(*´ω｀*)励みになります！！ (2018年2月10日 9時) (
レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - hshs(*´Д｀≡´Д`*)hshs ヤバい、ヤバい、興奮し過ぎて、ﾌｵｵｵ(^q^三^p^)ﾌｵｵ (2018年2月10日 5時) (レス) id: 55b0e9cf98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ。(プロフ) - ナマコカードさん» 大丈夫ですよ！これからも読んで下さると嬉しいです(´ω`) (2018年2月7日 22時) (レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
ナマコカード - すみません、設定できたのですね。気づきませんでした。すみませんでした。 (2018年2月7日 18時) (レス) id: 54f25622c3 (このIDを非表示/違反報告)
ナマコカード - (名前)(名前)だと→【例】ひろしひろし という名前になってしまうので、(人1)で苗字を設定させるか、固定させた方がいいと思います！ (2018年2月7日 18時) (レス) id: 54f25622c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきねこ。 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年2月2日 16時
