服着よう？ �� ページ34
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｢おーい！お2人さーん！駅まで？待ってー！｣
｢俺もー。｣
麗日さんと、猫っ毛君だ。てけてけとやって来た2人はなんとなく可愛い。飯田くんは少し思案した後、口を開いた。
｢君達は、無限女子と風使い君か。｣
｢麗日お茶子です！｣
｢俺はAAでーす。｣
｢えっと、飯田天哉くんに緑谷…デクくん！だよね！！｣
｢デク！！？｣
麗日さんのデク発言に、思わず大声をあげてしまう。どうしてそう呼んでしまったのか。その謎は直ぐに本人が教えてくれた。
｢え？だってテストの時、爆豪って人がデクって。｣
｢あの…本名は
｢蔑称か。｣
｢えーーーそうなんだ！！ごめん！！｣
麗日さんの言葉に慌てて否定を入れれば、飯田くんが蔑称なのかと頷いた。その通りだが、難しい言葉を知っているんだなと思う。慌てて謝ってくれる麗日さんだが、麗日さんは何も悪くないのに申し訳ないな、と少し思った。
｢でも"デク"って…"頑張れ！！"って感じで、なんか好きだ私。｣
｢デクです。｣
｢緑谷くん！！｣
麗日さんの無邪気な笑顔にそんな事を言われて、思わずデクを肯定してしまった。けど、そんな考え方があるなら、デクってあだ名も好きになれそうだ。飯田くんは蔑称なんだろうと慌ててくれたが、何も出来ないデクじゃなく、頑張れって感じのデクなら良いかもしれないって思ったんだ。
出来ないことだらけだし、頑張らなきゃいけない。けれどオールマイト。友達が出来た事くらいは、喜んでいいですよね。
｢ねーぇ、デクくん。｣
｢ど、どうしたの？Aくん。｣
今日、たまたま電車で一緒になったAくんと学校に向かっている。昨日も一緒に帰ったけれど、Aくんは何処か達観しているというか、余り話に入っては来ない。隣で僕らを見つめて微笑んでいる感じだ。だからこそ、2人きりの今何を話せば良いのかわからず、先程まで無言だったのだ。突然掛けられた声にどもってしまったのはその所為である。
｢Aでいいよ。いやぁ、なんか緊張してるのかなぁって。｣
｢あ、う、うん。こうやってAくんと話すのって初めてだから…｣
｢確かに、昨日まで誰かしら一緒に居たもんねぇ。でも、もう抱き合った仲じゃん。｣
｢だっ！！？そ、それはAくんがでしょ！｣
にま、と悪戯っぽい笑みを浮かべて此方を覗き込んで来るAくん。何だか可愛く見えてしまって、慌てて目線を逸らした。
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ゆきねこ。(プロフ) - シロさん» 続編でもよろしくお願いします(*´ω｀*)励みになります！！ (2018年2月10日 9時) (
レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - hshs(*´Д｀≡´Д`*)hshs ヤバい、ヤバい、興奮し過ぎて、ﾌｵｵｵ(^q^三^p^)ﾌｵｵ (2018年2月10日 5時) (レス) id: 55b0e9cf98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ。(プロフ) - ナマコカードさん» 大丈夫ですよ！これからも読んで下さると嬉しいです(´ω`) (2018年2月7日 22時) (レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
ナマコカード - すみません、設定できたのですね。気づきませんでした。すみませんでした。 (2018年2月7日 18時) (レス) id: 54f25622c3 (このIDを非表示/違反報告)
ナマコカード - (名前)(名前)だと→【例】ひろしひろし という名前になってしまうので、(人1)で苗字を設定させるか、固定させた方がいいと思います！ (2018年2月7日 18時) (レス) id: 54f25622c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきねこ。 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年2月2日 16時
