服着よう？ ページ33
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俺は敢えて全種目が終わるまでデクくんの指を治さなかった。治したら、相澤先生の指導が無駄になってしまう気がした。これは今後
｢んじゃ、パパっと結果発表。トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ。口頭で説明すんのは時間の無駄なので一括開示する。｣
相澤先生の言葉にふるふると震えるデクくん。あの後の戦果はどれもパッとしないどころか、傷の痛みの所為で酷い結果だったのを知っている。原作通り、間違い無く最下位だろう。
｢因みに除籍はウソな。｣
｢………！？｣
｢君らの最大限を引き出す、合理的虚偽。｣
｢はーーーーーーー！！！！？？｣
ハッ、と笑って発した相澤先生の言葉に、これでもかという程驚いた人達の顔を見て、思わず笑ってしまった。特にデクくんの顔は、やばい。俺の隣では八百万さんが少し呆れた様に言葉を吐いた。
｢あんなのウソに決まってるじゃない…。ちょっと考えればわかりますわ。｣
｢そゆこと。これにて終わりだ。教室にカリキュラム等の書類があるからー目ぇ通しとけ。｣
八百万さんの言葉に相澤先生は頷くと、くるりと背を向け校舎へと戻ろうとする。少し立ち止まり、保健室利用書と書かれた紙を取り出せばデクくんを呼んだ。
｢緑谷。
紙をデクくんに渡し、さっさと去っていった相澤先生。取り敢えず一段落ついたと、俺はぐっと伸びをした。あーあ、手足が痺れた。
｢疲れた…！！｣
｢指は治ったのかい？｣
｢わ！飯田くん…！うん、リカバリーガールのおかげで……｣
やっとの事で初日が終わり、下校時間。飯田くんに後ろから突然肩を軽く叩かれ、驚きで思わず身体が跳ねた。リカバリーガール曰く、リカバリーガールの治癒は人の治癒力を活性化させているだけなのだという。治癒には体力が必要で、大きな怪我が続くと体力を消耗し過ぎて逆に死ぬらしい。
助けてもらってばかりじゃダメだ…。早く調節出来るようにしないと…！
｢しかし、相澤先生にはやられたよ。俺は"これが最高峰！"とか思ってしまった！講師がウソで鼓舞するとは…｣
飯田くんの言葉に、この人は怖い人では無く真面目なだけなんだと気付く。突如、後方から声を掛けられた。
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ゆきねこ。(プロフ) - シロさん» 続編でもよろしくお願いします(*´ω｀*)励みになります！！ (2018年2月10日 9時) (
レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - hshs(*´Д｀≡´Д`*)hshs ヤバい、ヤバい、興奮し過ぎて、ﾌｵｵｵ(^q^三^p^)ﾌｵｵ (2018年2月10日 5時) (レス) id: 55b0e9cf98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ。(プロフ) - ナマコカードさん» 大丈夫ですよ！これからも読んで下さると嬉しいです(´ω`) (2018年2月7日 22時) (レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
ナマコカード - すみません、設定できたのですね。気づきませんでした。すみませんでした。 (2018年2月7日 18時) (レス) id: 54f25622c3 (このIDを非表示/違反報告)
ナマコカード - (名前)(名前)だと→【例】ひろしひろし という名前になってしまうので、(人1)で苗字を設定させるか、固定させた方がいいと思います！ (2018年2月7日 18時) (レス) id: 54f25622c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきねこ。 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年2月2日 16時
