スタートライン �� ページ26
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朝起きてすぐ、眠たい目を擦りながら郵便受けを確認しに行った。やっと寝たのに寝覚めは悪い。筆記試験は割と中高生らしい問題になっていて安心した。変なミスをしていなければ普通に合格ラインだろう。
郵便受けを開ければ案の定、雄英からの合否通知。そろそろだと思っていた。
びり、と音を立てて少し乱雑に封を切る。中から出てきた円盤から、オールマイトが映し出された。
『わーたーしーがー投影された！！』
｢おお。｣
原作で見た時も思ったが、この技術凄いと思う。俺の前世はこの世界で言う超常黎明期前だ。このくらい発達していてもおかしくはないのだろうが、やはり感心してしまう。
｢さて、A少年！君の試験の成績は素晴らしいものだった！！
詳しい内容はまた後日送ると言い残し、画面は切れた。お父さん、お母さん。合格したよ。俺、あの雄英に合格した。思えば、個性コントロールだとか言って鍛錬に励んでた身体が4歳の頃から、心のどこかで雄英に入る事を望んでたんだと思う。だって凄く、凄く嬉しいんだ。こんなにも喜びを感じたのはいつぶりだろう。
本当は、褒めて欲しかったよ。
2日後に送られてきた書類には、細やかな雄英の説明と共に、コスチュームの案を書く紙が入っていた。すっかり忘れていたが、コスチュームを作らねばならないんだった。正直どんなコスチュームでもいいのだが、お茶子ちゃんや峰田くんみたいにピッタリとしたコスチュームはあまり自分には似合わないと思う。どうしたものかと頭を捻る。
｢……よし、こんなもんでいいか。｣
取り敢えず要望と、雑にイメージの絵を描いて他の書類達と一緒に封筒に入れる。イメージまで描いておかないとお茶子ちゃんみたいになると、なんとなくわかっているからだ。
｢…後はこれポストに入れて。…あー、いや、届けついでに必要な物や制服とか買いに行くか…。｣
雄英の制服達は雄英に赴いて買うか、オンラインで買うかだ。どうせ筆記具やらなんやらは買いに出掛けるのだし、ついでに雄英に寄って買ってしまった方が楽である。うん、とひとつ頷き、服を着替え出掛ける準備を始めた。
ああ、これからが楽しみだ。
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ゆきねこ。(プロフ) - シロさん» 続編でもよろしくお願いします(*´ω｀*)励みになります！！ (2018年2月10日 9時) (
レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - hshs(*´Д｀≡´Д`*)hshs ヤバい、ヤバい、興奮し過ぎて、ﾌｵｵｵ(^q^三^p^)ﾌｵｵ (2018年2月10日 5時) (レス) id: 55b0e9cf98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ。(プロフ) - ナマコカードさん» 大丈夫ですよ！これからも読んで下さると嬉しいです(´ω`) (2018年2月7日 22時) (レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
ナマコカード - すみません、設定できたのですね。気づきませんでした。すみませんでした。 (2018年2月7日 18時) (レス) id: 54f25622c3 (このIDを非表示/違反報告)
ナマコカード - (名前)(名前)だと→【例】ひろしひろし という名前になってしまうので、(人1)で苗字を設定させるか、固定させた方がいいと思います！ (2018年2月7日 18時) (レス) id: 54f25622c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきねこ。 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年2月2日 16時
