緑谷出久:オリジン �� ページ19
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｢あ〜。このハンバーグ美味しそう。君は何にする？｣
｢要らねぇ。｣
｢あ、このステーキにしたら？君お肉好きそうな顔してるし。｣
｢要らねぇっつってんだろ！！｣
｢唐辛子レベル選べるって。｣
｢………、｣
ヘドロで疲れただろう身体を夕飯でも奢って癒してやろうじゃないか。なんて勝手に決めてさっさと連れてきてしまった。かっちゃんから発せられる空気は重い。お前誰だというオーラが目に見える様だ。
実際、こっちが一方的に知っているだけでかっちゃんは俺の事を知らない。当たり前の反応だ。けれど、今日まで焦がれ待ち望んで来たキャラに会うという奇跡は、どうやら思ったより自分の思考を馬鹿にした様だった。少なくとも、初対面である筈のかっちゃんを無理矢理ファミレスに連行するくらいには。
かっちゃんの要らないという言葉を無視してステーキを進めれば、ガタンと音を立てて立ち上がり抗議された。間髪入れずに辛さレベルの記載されているページを見せれば大人しくなり座り直したが。
店員さんに注文を伝え、かっちゃんに向き直る。するとずっと目線を逸らしていたかっちゃんがこっちを向いた。可愛い。かっこいい。
｢……てめェ、どこ中だ。モブ。｣
｢モブって。モブはきっと1体1でご飯食べないよ〜。俺はね、愛知県の
｢しおみぃい？知らねえな。やっぱモブじゃねえか。｣
けっ、と吐き捨てる様に言えばまた目線を逸らされる。かっちゃんの1か0で極端に分ける性格好きだよ。と心の中で告白し、携帯を弄る。本当は折角のかっちゃんだし眺めていたいけど、余り見ると警戒されそうだ。
｢あ、君
｢何てめェ調べてんだよ！！っち、知るか。中3なら同じだろ。｣
｢あはは、じゃあ同い歳だ。君は見た目と違ってお人好しなんだねぇ。｣
｢バカにしてんのか！！あぁﾞ！？｣
騒ぐかっちゃんの唇を、身を乗り出して人差し指で塞ぐ。俺はこのノリ好きだけど、ひとつひとつに怒鳴るかっちゃんはきっと周りからしたら迷惑だろう。お口チャック。と指の腹でかっちゃんの唇をひと撫でした。柔らかい。
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ゆきねこ。(プロフ) - シロさん» 続編でもよろしくお願いします(*´ω｀*)励みになります！！ (2018年2月10日 9時) (
レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - hshs(*´Д｀≡´Д`*)hshs ヤバい、ヤバい、興奮し過ぎて、ﾌｵｵｵ(^q^三^p^)ﾌｵｵ (2018年2月10日 5時) (レス) id: 55b0e9cf98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ。(プロフ) - ナマコカードさん» 大丈夫ですよ！これからも読んで下さると嬉しいです(´ω`) (2018年2月7日 22時) (レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
ナマコカード - すみません、設定できたのですね。気づきませんでした。すみませんでした。 (2018年2月7日 18時) (レス) id: 54f25622c3 (このIDを非表示/違反報告)
ナマコカード - (名前)(名前)だと→【例】ひろしひろし という名前になってしまうので、(人1)で苗字を設定させるか、固定させた方がいいと思います！ (2018年2月7日 18時) (レス) id: 54f25622c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきねこ。 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年2月2日 16時
