緑谷出久:オリジン �� ページ18
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｢デク！！！｣
｢！｣
イライラが止まらない。なんだって
｢てめェに救けを求めてなんかねえぞ………！救けられてもねえ！！あ！？なぁ！？1人でやれたんだ。
無個性の出来損ないが見下すんじゃねえぞ。恩売ろうってか！？見下すなよ、俺を！！｣
そこまで一気に言い切れば、ぐるんと後ろを向き感情を吐き捨てる。
｢クソナードが！！｣
ふん、と鼻を鳴らしイライラを紛らわす様に乱暴に地面を踏み締め歩いていれば、角で誰かとぶつかった。
｢っわ、｣
｢あ？｣
俺の身長より少し低い位置にある猫っ毛がふわふわと揺れた。…ぼっさぼさ頭。虫の居所の悪かった俺は、取り敢えず無視してこの場を去ろうと相手から目線を逸らし横を通ろうとした、が。
｢ごめんね〜。痛い所とか無い？｣
｢あぁﾞ？俺はそんなヤワじゃねえ。｣
へらりと笑って問い掛けて来るそいつに思わず返答してしまう。こんなのに構ってられる程俺は暇じゃない。軽く舌打ちをして再びその場を離れようとする俺の上着をぐんっと引っ張られた。
｢っ…んだよてめぇ！！俺は暇じゃねえんだよ！｣
｢何かあるの？俺さぁ、この辺初めてだから。一緒に夕飯食べよ。ファミレス教えて〜？｣
｢はぁ！？何っで知らねえ奴とメシなんか行かなきゃいけねえんだよ！！1人で行ってろ！！｣
｢奢るからさぁ〜。はい、行こー。｣
｢てっめえ！！離せ！！！｣
何度振り払おうとしてもへらへらして避ける猫っ毛ヤローに
｢おいコラ！！てめェ場所知ってんじゃねえか！！｣
｢あれ〜？着いたね。道案内ありがと〜。助かったよ。｣
｢してねェよ！無理矢理連れて来やがってクソが！！｣
この猫っ毛ヤロー、こんな見た目で力は強いらしい。何度も暴れる俺に対し、緩い笑顔を浮かべながら徐々に拘束の力を強めていた。結局なんだかんだ言いくるめられ店内に入る。道中何度も爆破してやろうかと思ったが、
店員に人数を伝えながらも片手はしっかり俺が逃げない様繋がれている。その手の白さに不健康、と思わず呟いた。
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ゆきねこ。(プロフ) - シロさん» 続編でもよろしくお願いします(*´ω｀*)励みになります！！ (2018年2月10日 9時) (
レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - hshs(*´Д｀≡´Д`*)hshs ヤバい、ヤバい、興奮し過ぎて、ﾌｵｵｵ(^q^三^p^)ﾌｵｵ (2018年2月10日 5時) (レス) id: 55b0e9cf98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ。(プロフ) - ナマコカードさん» 大丈夫ですよ！これからも読んで下さると嬉しいです(´ω`) (2018年2月7日 22時) (レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
ナマコカード - すみません、設定できたのですね。気づきませんでした。すみませんでした。 (2018年2月7日 18時) (レス) id: 54f25622c3 (このIDを非表示/違反報告)
ナマコカード - (名前)(名前)だと→【例】ひろしひろし という名前になってしまうので、(人1)で苗字を設定させるか、固定させた方がいいと思います！ (2018年2月7日 18時) (レス) id: 54f25622c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきねこ。 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年2月2日 16時
