HappyHalloween �� ページ31
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｢俺は、吸血鬼の……｣
｢知ってるよ。轟くん。｣
｢……！何で、｣
｢有名な吸血鬼一族だからねぇ。｣
爆豪を除く全員が挨拶し終わり、残るは轟だけとなった時。Aは轟を手招いた。
｢その、Aは……今、俺の番なんだ。わりぃ、初対面でこんな、｣
｢あぁ、だから俺生きてるんだね。ありがとう。｣
一体どんな表情をするかと思った。悲しむか、悔しがるか、はたまた嫌がるかもしれない。そんな轟の不安を他所に、あっけらかんと言い放ったA。双方の温度差が凄い。寧ろ知らない人間を番にさせてごめんね、などと謝ってくるAに、轟は慌てて首を横に振った。
｢じゃあ、これからはこっちで暮らすことになるのかな、俺は。｣
｢ああ、どの道あっちに戻っても生きづらいだろ。俺の城は部屋余ってるし、そっちで暮らせばいい。｣
Aはしっかりと頷き、これから宜しく、と皆と握手を交わした。爆豪の手も無理やり握る強引さ。やはり、どこか懐かしい。
｢てめぇ……何で俺達見てそんな平然としてんだよ。食われるかもしれねぇんだぞ、人狼と吸血鬼いんだから。｣
｢俺が今こうして生きてるんだからそれは余り考えにくいし……それに、｣
｢君達の事は前世の、そのまた前世から知ってるから。｣
｢まさかヒーロー全うして死んだと思ったらこんな転生してると思わなかったよねぇ。俺どんだけ転生するんだって。しかも奴 隷制度あるし。奴 隷として売られた時は焦ったよ、でも買取先が冷さんの親戚だったことが一番の驚き。ここヒロアカのパロか……って遠い目したよぉ。
それにしても冷さんの親戚はクソばっかりだったね。珍しい氷扱える人間だからって冷さんの事外界から隔離して、俺達奴 隷の檻の中に放り投げられる事も少なくなかったんだよ？そんなとこ炎司さんが見つけてくれて、親戚達から離そうとしたのを親戚達が焦って。魔女だとかなんとか言って冷さんを火炙りにかけた。死ぬ間際で助け出した炎司さんが、冷さんを救うべく血を吸って番に。俺は親戚の中心人物の護衛だったから一部始終見てたわけ。それから轟一族に嫁いだ冷さんへの嫌がらせとして、事の発端は炎司さんで、炎司さんが瀕死に追いやったと噂を流したのも俺の主。本気で人を殺したいと思ったよ。だから俺は逃げてきたってわけ。この世界じゃ個性も無いし、飯もろくに食えなかったガリガリの体だしで死にかけたけどさ！やっぱ炎司さんも皆も、生粋のヒーローだよねぇ！｣
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麗日生誕祭2018※遅刻ごめんなさい→←HappyHalloween ��
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ゆきねこ。(プロフ) - 音兄Love!@鈴音さん» 嬉しいです！！！エンデパパはほんとに優しい……すれ違いがなくなったらいいのにと思います (2019年1月18日 12時) (
レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
音兄Love!@鈴音(プロフ) - ハロウィンとても好きです…!!!設定が好き…エンデパッパ結局優しいんですよね…あとかっちゃん優しくてしんどい…… (2018年11月1日 21時) (レス) id: a8cf11cd3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ。(プロフ) - シロさん» ありがとうございます(´ ; ω ; ｀) (2018年2月14日 23時) (レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 好きです (2018年2月14日 23時) (レス) id: 55b0e9cf98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきねこ。 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年2月14日 13時
