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其の六十六 ページ17
愛染side
翌日、報告書の提出、という名目で私は首領に呼び出しを食らった。
森「例の人虎捕縛作戦の事なのだけどね、明日…行けるかい?」
貴「はあ…大丈夫ですが…なんでまた?」
森「特に理由はないよ」
……詮索するな、という事か。
貴「承知しました。では…紅葉の姐さんにたのんでまいります。
他にご要件は」
森「いや…?ないよ。態々有難う」
貴「いえ…それでは失礼します」
早足で部屋を出て、姐さんのところへ向かう。
貴「姐さん…愛染です。入っても宜しいでしょうか。」
尾「ちょうど行こうと思っていたところじゃ。
入って良いぞ」
貴「失礼します…」
私はドアを開けて中に入る。
尾「捕縛作戦の事じゃろ?さっき首領から連絡がきてのう…全く…勝手な人じゃ」
貴「急遽早まったことで申し訳ないですが……それなら話は早い。御任せしても宜しいですか」
尾「そのつもりで準備しておる。心配せんで良い」
にっこりと微笑む姐さんに、ペコリと頭を下げて部屋をあとにした。
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作者名:さくらもち | 作成日時:2018年9月9日 21時