其の五十一 ページ2
中原side
昼過ぎに急にAから連絡があった。
今日体術を教える時に実践して見せるらしい。
首領にも許可取ったから、と言っていたが…
中「急すぎンだよ…」
貴「中也…急に呼び出してすまない」
中「ン?別にいいけどよ…」
黒い奴らがたくさん集まっている。
貴「これから私達2人で体術の実践をしてみせる。異能力は使わない。自分で言うのもなんだが…こんなもの、滅多には見れない。しっかり目に焼き付けておけ」
黒『はい!』
貴「樋口、お前も…済まないな」
樋「いえ。Aさんの頼みならば」
貴「…キリの良いところで止めてくれ。」
樋「了解しました」
中「それじゃァ…」
小さい頃に一緒に体術こそ教えてもらったが、
こうして2人でやり合ったことは一度もない。
これからも…幾度と無い良い機会だ。
中「軽く…か」
貴「不満か?」
中「あァ…どうせなら本気でやりあいてェよ」
貴「……樋口、20分経ったら止めてくれ。そうだな…銃を一発。」
樋「わ…かりました。」
中「へッ…いいじゃねェかァ」
貴「本気でいかせてもらう。…楽しいな」
中「あァ…これ以上に無い程なァ!」
俺は言葉と共に足を踏み出した。
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作者名:さくらもち | 作成日時:2018年9月9日 21時