iw side ページ22
今、病院からラウールを車に乗せて
家まで送ってる。
でもさっきからずっと暗い顔してて、
何も話さない。
そりゃこんなこと初めてだし
動揺してしまうよな。
『ラウール大丈夫？』
ラ「大丈夫だよ。どうしたの？」
『いや、さっきからずっと暗い顔してるからさ。』
ラ「そうかな？気づいてなかった笑」
『なんか言いたいことあったら言えよ？抱え込むのはよくないよ。』
ラ「僕、何か大切なものがもう少しで消えてしまう気がするんだよね。」
『え…？』
ラウールの口から出た言葉に衝撃を受けた。
こいつがこんなこと思ってるだなんて。
『どういうこと…？』
運悪くこのタイミングで家に着いてしまった。
ラ「僕は家に1人で大丈夫だから病院向かってあげて？翔太くんも喜ぶと思うよ。」
『ほんとに？大丈夫なのか？』
ラ「大丈夫だよ。何かあったら電話するから。」
『分かった。気をつけろよ。』
結局理由を聞き出せないまま、
翔太のいる病院へ向かった。
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若菜(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！更新されるのが待ち遠しいです！ (2020年4月26日 22時) (
レス) id: 74a43a7f7b (このIDを非表示/違反報告)
真奈美 - 続き楽しみにしています (2020年4月26日 21時) (レス) id: 807dbb2c2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nashinanana | 作成日時：2020年4月21日 14時
