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炭治郎side
A「そこから悲鳴嶼さんに連れられて蝶屋敷に、そこでしのぶの姉、当時の花柱 胡蝶カナエさんに会った。傷が治ってからは悲鳴嶼さんにどうしたいと聞かれて鬼殺隊の道を選んだんだ。驚きだろう…今はこんな風だが、昔は酷い鬼の狩り方をしていた。」
炭治郎「…」
言葉が出なかった
あまりにも痛々しくて悲しくて
鬼舞辻さえ居なければきっと…
Aさんは何も言えない俺の手を握る
炭治郎「…っ…」
A「重い話だったかな…すまないね…」
炭治郎「俺…何て言えばいいか…」
A「大丈夫さ、こうして話せたから…。炭治郎、私と共に君の過去も私の過去も二人で共に背負ってくれないか…」
炭治郎「!!」
真剣な目で俺を見つめるAさん
俺はAさんの手を握り返し
しっかりグレーの瞳と視線を合わせる
炭治郎「勿論だ。俺は貴方の過去も貴方も支える!!絶対貴方の辛かった事や苦しかった事を照らせるように俺はもっともっと強くなってみせる!そして必ず鬼舞辻無惨を倒す!」
A「…ありがとう((ニコ」
安心した匂いを纏い微笑むAさん
貴方には笑顔が1番だ
すると思い出したかのように口を開く
A「そういえば冨岡くんはどうなったんだ?」
炭治郎「義勇さんは蕎麦の早食い対決して柱稽古参加すると言ってくれた!」
A「蕎麦の早食い…????」
炭治郎「あぁ!」
A「何でそんな事になったんだ…?」
炭治郎「実は…」
そうなった経緯を話す
あれから動かなくなってしまった義勇さん
追い打ちをかけてしまったかと重い
なにかないかと頭を巡らせた結果
あまり喋らない→早食い系→早食いと言えば蕎麦
という事に至り提案したところ
何で?という顔はされたが付き合ってくれた
その後俺も参加すると言ってくれたのだ
その話を聞いてAさんはポカンとした後
大きく笑った
A「ハッハッハ、それはっ、フフッ…クッ…はぁ…久しぶりにこんなに笑った。冨岡くんも優しい奴だな」
炭治郎「あぁ!義勇さんはとっても凄い人だ!」
A「冨岡くんはいい弟弟子を持ったなぁ。頑張ろうな炭治郎」
炭治郎「勿論だ!」
そしてその日はAさんに泊めてもらい
夜遅くまで沢山話をした
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Yu-grena(プロフ) - Lunaさん» 両思いですね〜!はい!是非これからも宜しくお願いします! (2021年1月17日 16時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - Yu-grenaさん» きゃあ、両思い…(><)w嬉しすぎます!!!もちろん、引き続き読ませていただきますっ! (2021年1月17日 1時) (レス) id: acb6885805 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - Lunaさん» Luna様!わぁぁぁぁぁ!!嬉しいです!TT本当にありがとうございます!そう言って貰えるととても励みになります!これからも頑張って更新していきますので引き続き読んでくださると嬉しいです!ありがとうございます!私もLuna様や読者の皆様が大好きです! (2021年1月17日 0時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 全部お気に入り登録してたまーに最初から読んでる大ファンです!これからも更新楽しみにしてます!大好きです。。 (2021年1月16日 23時) (レス) id: acb6885805 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - 焙じ茶さん» 焙じ茶様!誤字指摘ありがとうございます!ただいま誤字訂正の方いたしました!ありがとうございます! (2021年1月10日 21時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yu-grena | 作成日時:2021年1月7日 14時