No.7 ページ7
「のんちゃん、淳子さん、お待たせ」
「そないに待ってへんよ」
2人ともニコリと笑いながら私を迎えてくれる
思わずつられて私も笑顔になっていると聞こえてくる淳子さんの優しい声
「それより智子ちゃんなんかあったん？」
でもその内容はさっきあった事を聞く内容で
思わず口ごもってしまう
まぁ、私が話を聞いてって言ったんやけども…
「あっ、そやで〜
まぁ、智子のことやから、あの、鈍感な幼馴染くんの事やろけどな」
「もう、のんちゃん…でもあってるけど…」
「フフ…相変わらずやね
でも、そんな彼のことで落ち込んでる智子ちゃん可愛いわ」
「よし！じゃ、ランチしながら恋バナしよな
私もな、聞いて欲しいねん、�陲舛磴鵑箸里海函�」
「望の彼氏のことは、もうええわ
毎回、惚気聞きすぎてお腹いっぱいやわ」
「そんな事言わんと聞いてや〜
私も淳子のダーリンさんの話を聞いたるから〜」
のんちゃんが淳子さんにもたれ掛かるように絡み出す
それを鬱陶しそうに受け止める淳子さん
「別に話すことなんか無いし…」
「へ〜
2人きりになったら甘えるって聞いてるけど〜」
あっ、淳子さんの顔赤くなった
「照史…また、余計な事…
望、それ、�陲舛磴鵑�ら聞いたやろ」
「フフ…�陲舛磴鵑六笋縫戰森�れやからな〜」
「ベタ惚れは望の方やろ、もうホンマにアホカップルめ」
「その言葉、淳子にそのまま返すな
私らなんかよりイチャイチャしてるんやろ」
「うるさい…今はそんな事より智子ちゃんの事やろ
ほら、無駄口叩いてへんでさっさとお店行くで」
口で勝てそうにない淳子さんが、強引に話を終わらせてどんどん進んでいく
そんな淳子さんを慌てて追いかける
クスクスと楽しそうに笑ってるのんちゃんと一緒に
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作者名：ルナ
| 作成日時：2021年11月1日 15時
