ソーダ色の秘密 JW 赤×緑♀ (ページ21)

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No.21 ページ21

流星とお友達になってから2ヶ月

ちょくちょく2人でご飯に行っては私の話を聞いてもらってる

私も流星の話を聞いては、ええ加減にしいやって窘める日々

そんなやり取りが心地よくて楽しいんやけどな

でも、流星に聞いてもらってる肝心の大ちゃんとの事は全く変わらず

なんならあの下着を見られた日からまともに口すら聞いてない

まぁ、私が避けてるってのもあるんやけど

「はぁ…アカン、また変な事考えて落ち込んでまう
こんな時は…」

今日も予定ないし、流星に連絡してみようかな、なんて考えながらキャンパスを歩いていると向かいから今、考えていた人が姿を表す

「あっ、智子や」

「あっ、りゅーせー、大学で会うのは珍しいな」

「そうやなって、なぁ、今日、ヒマ？」

「あっ、私も丁度りゅーせーに連絡しようと思っててん」

「おっ、なら俺の家、来おへん？
智子の手料理が久々に食べたなってん」

「フフ…ええで、智子ちゃんがりゅーせーの為に、手料理振る舞ったげましょう」

「やった！俺、ハンバーグがええ
よし、ほんならスーパー寄って俺の家へ帰ろうや」

「相変わらず部屋汚いとかないよね
一人暮らしやからってダラしないのは嫌やで」

「智子に言われてからはキチンとしてます
あっ、智子明日は休みやんな？どうする泊まってく？」

「あっ、そやな～お酒も飲みたいし…泊まらせてもらおかな」

なんてやり取りをしながら、無邪気に笑う流星に並んで歩き出す

まずはスーパーを目指して

そんな私も流星のやり取りを聞いていた人影に気づかずに