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No.19 ページ15

体を交わらせて気だるげな雰囲気の大


初めて与えられた俺からの刺激に圧倒されたのか、未だに整わない息



「ごめんな…無理させて」



「フフ…さっきも言ったやん、望優しいから、やから大丈夫やで
それに嬉しかったから…その、ひとつになれて」

 


俺の言葉に幸せそうに微笑んでくれる

そしてあれだけ頑なだったのが嘘のように堪らない言葉をくれる



「ほんまに……なぁ、次の休みに挨拶行こか」

 

「挨拶?」

 

「大の実家に…その、順番反対になってまったけど…
俺と結婚して欲しい
やからその挨拶に重岡の実家に」

 

「あっ、そんなっ…ふっ…」

 


また涙を流す大

 

それをゆっくりと指で拭い取る

 

 

「返事は?」



「はい…」

 

 

彼女の返事に嬉しくなり抱き寄せる

 

 

「あの二人に負けへんくらい幸せになろな…」

 

 

 

END

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作者名:ルナ | 作成日時:2021年2月7日 14時

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