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No.12 ページ12

紅をつけて俺の部屋に来て欲しい

 

あのまま、お屋敷に攫われ、そう言われた




 

そして今は自分の部屋

 

手の中には陶器の器がある


 

そっと蓋を開き筆を使い唇へと乗せる

 

今の私には迷いはない






「変やないよな…」

 

 

鏡の中には少しだけ不安そうな自分


でも、穏やかな瞳が映っている

 

 

好きな人のために…望の為に素直になるって決めたから…

 

こんな風に思えるようになったのは、望のおかげなんやで





そう心の中で呟き望の部屋へと向かう

 

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作者名:ルナ | 作成日時:2021年2月7日 14時

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