No.66 ページ17
「あの、萩花ちゃんに夏恋ちゃん
不束者ですがよろしくお願いします」
2人に何とかそれだけは伝える
『『うん!よろしくな!神ちゃん』』
そう返事が返ってきたところで、流星の腕が伸びてきて
僕をスルリと奪ってしまう
「もう、ええやろ、ともは俺のやからな
ほら、部屋に案内するから」
文句を言っている2人を振り切り、流星に手を引かれて部屋へと案内される
「うるさい妹たちでごめんやで
その、結婚したい相手を近々連れてくるとは言ってたんやけど…
望が連絡してたみたいやな
これからその相手を連れて帰ってくるって」
「フフ…可愛らしい妹さんでやな
仲良くしてくれそうで、僕、嬉しいよ」
「ともがそう言ってくれるなら良かった
けど!ともは俺のお嫁さんなんやからな
アイツらばっかり構ったらアカンからな!」
なんて言ったりする流星
少しだけあの2人に僕が取られるって、嫉妬してくれてるのかな
なんか嬉しくなっちゃう
「とも、お茶でも持ってこされるからゆっくりしてて
夜には親父とお袋に会わせるから」
流星の口からご両親の事を聞き
また少しだけ気持ちが沈みそうになる
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nori(プロフ) - 完結おめでとうございますo(^▽^)oとても楽しく読みました (2021年3月4日 0時) (レス) id: aecf326b86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルナ | 作成日時:2021年1月31日 19時