俺の世界が色づく時 JW 青×緑桃×赤No.2 (ページ14)

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No.63 ページ14

「一緒にさ、のんちゃんとシゲにイッパイお礼していこ

それこそ一生かかってもいいから

やって、僕とりゅーせーは、一生一緒やろ？」

流星の肩にキュッと抱きつきながらそう呟く

「あぁ…そうやな、一緒にあの2人にはお礼をしていこう

一生一緒にな…」

優しく優しく抱きしめながら、流星も呟いてくれる

そんな会話をしていると車が止まる

『流星様、到着しました』

「あぁ、分かった、ありがとう

さぁ、今日から、ここがともの家やで」

エスコートされるように車から降ろされる

そして見上げたお家に驚いてしまう

そこはのんちゃんのお家にも負けないほどの立派な豪邸があった

「……僕、場違いやないかな

その、お金持ちの子やないし、格好もこんなやし…」

「そんな細かいこと気にせんでええで

まぁ、服装はそやな…それ望の家の使用人の服やろ

似合ってへんことも無いけど、俺は何も着てないともが一番好きやったりするけどな」

しり込みしてしまっている僕に、とんでもない事を言ってくる流星

言葉が出ず、パクパクと口を動かしていると

どこからともなく元気な声が聞こえてきた