恋せよ乙女壱 JW青×緑♀ (ページ35)

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No.40 ページ35

「流星様、失礼致します」

「智子…こっちへおいで」

声をかけ部屋へと入ると

私の方へと優しい眼差しを向けてくれた流星様

そして近くに来るようにと促される

その表情と言葉に嬉しくなり傍に行く

するとそのまま胸に抱きしめられる

「ふふ…流星様、お久しぶりな気がします
お忙しそうで心配してたんです…お体大丈夫ですか？
それに私に用があったんですか？」

「あぁ…すまへん、家を何日も開けてしまって
それも含めて、智子へ話しておきたいことが何個かあってな
まず一つ目は夜はこっちへ来い
智子の体温を感じない夜は寂しい」

私の頬をゆっくりと楽しそうに撫でながら話す

その声は甘く私の耳へ響く

その言葉に嬉しくなり、私も自分の気持ちを吐露する

「はい…私も一人の夜は寂しいです」

「…智子それは誘っていると受け取るぞ」

そう耳元で囁かれ、そのまま耳に唇が寄せられる

「ひゃっ…流星様やぁっ…」

「冗談だ今は抱かへんよ、夜にな」

「もう…阿呆…」

自分でも顔が真っ赤になっているのが分かる

でも女として愛されるよろこびを知った私の体が期待しているのも分かる

本当に私はこんなにもはしたない子やったんやな

でも、愛している人に愛されたいと思う気持ちには嘘はつけない