No.39 ページ34
そんな事を思い出して、顔に熱が集まり、視線を逸らそうとすると、ますます楽しそうなシゲの声が降ってくる
「はいはい、そういう事にしといたるな」
「また、イケズ言う…シゲのアホ」
「イケズやないやろ、幸せで良かったなって…
心からの思ってるんやで」
優しい口調、優しい瞳
シゲが私が幸せで良かった
そんな事を言ってくれる
「うん…シゲありがとう…
シゲのおかげやで、私、今、凄い幸せやねん…」
「そうか良かったな…
そんな幸せな神ちゃん、その幸せをくれるお人が呼んでるよ」
「あっ、流星様…?
分かった、シゲ教えてくれてありがとう」
シゲの言葉に、そのまま自分の部屋を後にして、流星様の部屋を目指す
「すっかり恋する乙女やな
名前言わんくても『幸せにしてくれる人』で迷わず旦那様の元へ行くんやもんな
ふふ…私も少しだけ素直になるのもええかもやな」
背の高い人懐っこい笑顔の男前の事を思い出した
もう少しこのむずがゆい思いに浸っていたいけど
「さぁ、神ちゃんとっておきの贈り物を貰っといで
私も準備しやんとな」
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ぐでLove(プロフ) - 15辺りから同じ話が入ってます! (2020年7月2日 0時) (レス) id: cc32400ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルナ | 作成日時:2020年6月9日 15時