No.4 ページ4
「ただいま…」
誰もいないリビングへと俺の声が響く
流星はまだ仕事が終わってないようだ
少しホッとしてしまう自分がいる
「ハハハ…帰ってきたら話さなアカンのにな」
そのまま明かりも付けずにリビングのソファーへと座り込んでしまう
無意識に触るのは下腹部
「ごめんな頼りないママで
ちゃんとするからな」
流星はなんて言うやろ…
堕ろせって言うかな…
今はグループとしても個人としても色々なお仕事を貰い
新しい挑戦もさせてもらってる
大切な時期でもある
「でも俺に堕ろすなんて出来ひんよ…
俺たちを選んでここに来てくれたんやもんな」
カバンから貰ってきたエコーの写真を出し見つめる
そこには、まだ人の形にすらなっていない長細い影が写っているだけ
でもハッキリと心臓の音を耳にし
愛おしいという感情は俺の中で芽生えている
「大丈夫やで、ママがついてるからな」
「ただいま〜」
そんな事をお腹に向かって呟いていると
玄関のドアの開く音がし
のんびりとした流星の声も聞こえてきた
「ただいま、とも
明かりもつけんとどうしてん？
今日病院行ってきたんやろ？
体調どんなん？どっか悪いとこあったとかやないやろな？」
「クスクス…そないにいっぺんに聞かれても答えられへん」
俺の事を全身で心配してくれている流星に肩の力が抜け、思わず笑みがこぼれる
「流星…なに聞いても驚かんといてな
あんな…俺な…」
流星の目を見て1度大きく深呼吸をする
「妊娠したみたい…」
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もち - 青さんの緑さん大好きがとても可愛いです! (2021年5月3日 10時) (
レス) id: e736566183 (このIDを非表示/違反報告)
もち - 変えのパンツ持ってきてのとこで思わずクスッとしてしまいました笑 (2021年5月3日 10時) (レス) id: e736566183 (このIDを非表示/違反報告)
もち - はじめまして! (2021年5月3日 10時) (レス) id: e736566183 (このIDを非表示/違反報告)
おじゅりん - 更新頑張ってください!!!!!!!続き楽しみにしてます！ (2021年4月1日 9時) (レス) id: c5ad064c63 (このIDを非表示/違反報告)
おじゅりん - 裏まとめはどこですか？ (2021年3月31日 15時) (レス) id: c5ad064c63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナ
| 作成日時：2019年11月14日 14時
