小さな足音 No.1 JW 青×緑

No.23 ページ21

2人で微睡んでるところにチャイムの鳴る音


モニターを見に行った流星が受け答えをしている

 
 

「鍵開けるからそのままエレベーター乗って上がってきてや」

 

 
正直緊張する


みんなになんて言われるやろか

 


大丈夫と思っていた気持ちが

また悪い方へと行ってしまいそうになる

 

 

アカン

 

俺、ママなんやからしっかりせんと

 

 

フルフルと頭を振りそんな考えは頭の外へ追いやる

 

 

 


『おじゃましま〜す』

 


賑やかな声がワラワラと聞こえてくる

 



「みんなごめんな、ワザワザ来てもらって…」



桃『神ちゃ〜ん
可愛いのんちゃんが会いに来たで〜』

 


1番にリビングに駆け寄り、俺をギュウギュウ抱きしめるのんちゃん

 


紫『のんすけ人の家なんやから、あんまり騒いだらアカンで』

 

赤『それに小瀧、そのくらいにしとかなお前の親友が睨んでるで』

 

橙『おっ、モンチ、体調どないやねん』

 

黄『そうやで今日はその話やないん？』

 

 


相変わらずのメンバー

 

クスクスと、のんちゃんの腕の中で笑ってしまう

 


「望ええ加減にせえよ
とも、おいで」

 


流星に手を引かれのんちゃんの腕から流星の腕へ

 


「キャッ…」

 


ビックリして短い悲鳴をあげる

 

 

「とも！？ごめっ…
大丈夫か！？お腹痛いとかない！？
1人の体やないのに…本当にごめん…」

 

 

俺のお腹に手を当て、心配そうに撫でる流星

 


 

『『『『『…………』』』』』

 

 

「りゅーせ…」

 

 

無言になってしまったメンバー

 

 

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