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お話 ページ5

冨岡side



冨岡「A、紐はあるか?」



俺は少女を寝かしAのほうを見る



貴「ええ、赤い布、紐代わりになるかと」



Aは懐から布を出し俺の手に握らせる


俺はその赤い布と竹をつなぎ合わせ、それを少女にくわえさせる



それを見たAはにこりと微笑んだ



貴「さっきのは富岡さんなりの優しさだって、ちゃんとわかってますからね」


Aは道端に落ちていた少女のものらしき羽織があったと、それを取りに奥のほうへ走っていった


冨岡「、、、、」



俺なりの優しさ、、。



正直、俺が少女を殺さないことで、嫌われるかと思った


俺の後ろにいたのがもし、ほかの柱なら、、



確実に疑問を持たれ、怒りを表すだろう



でもAは違う。俺の判断に従い、俺の意見を尊重してくれた。



それが心から嬉しかった



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貴「ただいま戻りました。」



Aは小さな羽織を持ち横になっている少女の隣に座った。



貴「寒いでしょう、、」



寝ている子供をあやすような優しい声で羽織を着させるA



羽織を着た少女を再び少年の隣に寝かせるとこちらに向かってきた



黙って心地よさそうに目をつむり俺の隣によっかかる



冨岡「A」



貴「はい」



冨岡「その少年を鱗滝先生のところに行かせようと思う」



貴「、、えぇ。冨岡さんがこの子に魅了されたのなら。



私も賛成します」




でも、、、。彼女は付け加える



貴「禰豆子と呼ばれるその鬼の少女が人を襲ったのなら、私たちは腹を切ることになるでしょう


この子らを信ずるご覚悟は持ち合わせていますか?」



冨岡「、、、、」



貴「まあ、この子たちを助けた時点でもう覚悟は決まってると察していますがね」



俺が言いたいことはそんな自分のことではない



冨岡「Aは、、、覚悟はあるのか」
訳:俺の判断のせいでAも腹を切ることになる、お前の命は俺なんかに預けていいのか



貴「えぇもちろん。腹を切る覚悟はありますよ」




言いたいことが伝わったか分からないが、Aにも死ぬ覚悟くらいはあるようだ





ならば、お前の命俺が預かろう



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高評価、コメントでモチベーションアップします。



更新スピードも上がると思うのでぜひぜひ

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設定タグ:冨岡義勇 , 鬼滅の刃 , 鬼殺隊   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:雪菜 | 作成日時:2019年8月19日 23時

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