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ページ4

貴「さぁて……」




多分私今、すごい黒い顔してる……





ニャンコ先生「私と張り合うとはいい度胸ではないか小娘!」




このたぬき猫も毛を逆立てて威嚇している




貴「上級の妖怪ね。なんで夏目くんのそばにいるの?」




ニャンコ先生「お前には関係ないだろう!」



プイッと顔をそっぽ向けてしまう





ほっぺをつまんでこちらへ向かせる





貴「まさか夏目くんを食う気ね?」






私がそう聞くとたぬき猫は少し黙った









そして口を開く




ニャンコ先生「お前こそなぜ夏目に執着する」





貴「えっ……。」





急な問いかけだった




私が言葉詰まるとニャンコ先生は目を鋭くさせた








ニャンコ先生「お前、まさか白鶴童子の孫ではあるまいな……?」





貴「は?」






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




貴「なんでお祖母様の事知ってるの」




ニャンコ先生「この私が知らないことなどないのだ!」





貴「話にならない猫ね。で、そのお祖母様がなんなの。」






ニャンコ先生「夏目レイコという最強無敵の女の友人だったのだ」






夏目レイコ……?





貴「夏目って…もきかして夏目貴志くんのお祖母様?」






ニャンコ先生「その通りだ」







話がはやい。というかのように目を細める






ニャンコ先生「夏目レイコと白鶴童子は妖怪が、見える同士として強い絆で結ばれたのだ。」





貴「レイコさんも見えていたんだ…」






ニャンコ先生「その通りだ。分かったら早く私を帰せ!」





貴「分かってないわよ!!夏目くんのそばにいる理由は何?!」







ニャンコ先生「おーしえない!!」





ダッと走って行ってしまった








貴「ちょっと!待ちなさいよ!!」







豚猫を追いかけながら携帯に手を取る







貴「もしもし?夏目くん。ニャンコ先生をお返ししたいんだけど……うん。家って…………うんうん………………ここから近いわ!ありがとう!」







ピッと携帯を切ってニャンコ先生を追いかける

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設定タグ:夏目友人帳 , 夏目貴志 , 女主   
作品ジャンル:恋愛
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ネギトロ81194 - 面白いです!続き待ってます、頑張って下さい!!応援しています! (2019年12月5日 18時) (レス) id: 8e841cc71d (このIDを非表示/違反報告)
イミチャミ - ニャンコ先生ってかわいいですよねー!でも私は斑派です! (2018年10月8日 11時) (レス) id: fe9534ed2a (このIDを非表示/違反報告)
八月葉月(プロフ) - 雪菜さん» 更新頑張ってください! (2018年10月4日 18時) (レス) id: 3796bd332b (このIDを非表示/違反報告)
雪菜(プロフ) - まるさん» 外したつもりでしたっ……すいません!! (2018年10月4日 18時) (レス) id: ec9abc31ad (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認ください。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月4日 6時) (レス) id: f7e9560d6e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪菜 | 作成日時:2018年10月4日 2時

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